シリーズ❷注目の塗料「ガイナ」とは何物なの?

おはようございます。北九州の外装リフォーム専門店(外壁塗装・断熱塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り)『(株)匠エージェント』の店長 梶川です。シリーズ❶に引き続き、注目の塗料「ガイナ」とは何物なの?をお話します。


シリーズ❶注目の塗料「ガイナ」とは何物なの?



ガイナ塗料の成分


断熱塗料ガイナ塗装により期待できる、最も重要な効果といえば、遮熱効果・断熱効果・長寿命の3つです。ガイナの主成分である、特殊セラミックビーズ、そして良質なアクリルシリコン樹脂が、そのような効果を発揮するための鍵として働いています。


特殊セラミックビーズとは?


外壁・屋根に断熱塗料ガイナを塗装すると、夏涼しく、冬暖かい住空間が実現できます。そのメカニズムは、ガイナの主成分である特殊セラミックビーズにあります。塗り替えに利用される塗料の多くは、その主成分が「樹脂(ゴム)」です。一般的な塗料が硬化したものを分析すると、その成分の90%以上は樹脂成分となっております。これは、ゴムで建物を覆い、劣化を防ぐという考え方が、塗装業界の常識だからです。しかし、硬化したガイナの成分を分析すると樹脂成分はなんと20%しか含まれておりません。ガイナの成分の80%は何とセラミックビーズでできているのです。そして、ガイナが夏涼しく冬暖かい住空間を実現できる秘密は、この特殊セラミックビーズにあります。


特殊セラミックビーズで、夏は涼しく!


外壁に断熱塗料ガイナを塗り、硬化すると、その表面は特殊セラミックビーズがびっしりと敷き詰められたような状態となります。そのセラミックビーズ層が右図のように、熱を反射・屈折させてくれるため、外部から内部へと太陽光線が入ることを防いでくれるのです。そのため、ガイナ塗装により、夏は涼しくなります。太陽光線をはね返すこの仕組みは、一般的には遮熱効果と呼ばれております。



特殊セラミックビーズで、冬は暖かく!


ガイナを外壁・内壁に塗装すると、冬は暖かくなります。上図のように、ガイナに含まれるセラミックビーズは中空になっております。この状態では、熱の伝導率が低いため、ガイナを壁面に塗装すると、その内外での熱移動が抑制されるのです。これにより、夏は外部の熱が室内に入ってこなくなるため、涼しくなります。(これは、断熱効果といいます。上述の遮熱効果にプラスアルファで夏の涼しさに貢献します。)そして、冬は室内の熱が寒い外部へと逃れることを抑えてくれるため、冬は室内を暖かく保つことができるのです。


一般的な遮熱塗料との違い


一般的に遮熱塗料を外壁・屋根に塗装されますと、冬には反って寒くなってしまうという問題が発生します。これは、一般的な遮熱塗料には、太陽光をはね返すという遮熱効果のみしかないからです。冬も太陽光をはね返してしまうため、室内が暖まらず、塗装前よりも反って寒くなってしまうのです。しかし、断熱塗料ガイナには遮熱効果(太陽光をはね返す効果)だけではなく、断熱効果(熱移動自体をシャットアウトする効果)もございます。そのため、冬には室内でたいたストーブ・エアコンの暖気を外に逃がさないという特徴を有しております。このように、ガイナには断熱効果があるために、夏の涼しさに貢献してくれることはもちろん、冬の暖かさにも貢献してくれるのです。つまり、1年のどこをとっても省エネ効果を発揮することができるということ。それが、断熱塗料ガイナの大きな特徴であり、魅力なのです。


良質なアクリルシリコン樹脂


断熱塗料ガイナの遮熱効果、断熱効果は特殊セラミックビーズが担っていることは分かりました。しかし、セラミックビーズだけでは外壁・屋根に密着せずに、ぽろぽろと剥がれ落ちてしまいます。外壁・屋根とセラミックを、またセラミック同士を密着させるためには、接着の役割を果たす樹脂成分が必要になります。


ガイナが採用した樹脂は、アクリルシリコン樹脂です。ガイナ以外の塗料で、現在主流とされている多くの塗料も、樹脂成分はアクリルシリコン樹脂です。アクリルシリコン樹脂の特徴は、他の樹脂に比べて、価格・耐久性のバランスが優れているという点にあり、樹脂自体の耐用年数は約15年です。しかし、20%しか含まれていない樹脂で、80%ものセラミック成分を密着させることは大変困難です。そのため、他社の断熱塗料は一般的には20%ほどしかセラミックビーズを含むことができません。ガイナ製造元である日進産業は大量のセラミックビーズを外壁・屋根に密着させることができるような、良質なアクリルシリコン樹脂の研究開発をするため、20年以上の歳月を費やしました。


そのような試行錯誤の結果、樹脂量の4倍にあたるセラミックを、しっかりと密着させる技術開発に成功したのです。一般的な断熱塗料が20%ほどしか含めないセラミックビーズを、ガイナは80%含んでいるという点において、ガイナは他社断熱塗料と一線を画しています。また、そのような研究の結果として得られた、高い遮熱・断熱性能が評価され、ガイナは遮熱塗料の市場シェア16%(大手メーカーを凌いでナンバーワン)という位置にまで成長することができました。


ガイナが注目される理由


断熱塗料ガイナに利用されている1mmの塗膜によって熱移動をシャットアウトできる技術は、画期的な技術として注目を集めています。外壁・屋根に塗装する以外にも、関西空港のウィングシャトル、工場の熱せられたパイプ、バイクのマフラー部分、お子様が飛びだしてしまうベランダ表面など、1mmの技術で断熱できるからこそ、幅広い用途でガイナは利用されています。



また、外壁・屋根の塗り替えの際にも、断熱塗料ガイナを採用されるお客さまが増えてまいりました。「省エネ効果により塗り替え費用の回収が期待できる」という特徴は、ガイナの最たる特徴といえます。ここでは、ガイナの省エネ効果や塗り替え費用の回収イメージについて、簡単にお話いたします。


外壁・屋根は15年に1度は塗り替えが必要です


外壁・屋根は紫外線・酸性雨・藻などの影響により、劣化していきます。そういった劣化から外壁・屋根を保護するために、10~15年に1度は塗り替え工事をする必要があります。塗り替えをせずに放置してしまうと、サイディング外壁(工場で造られた板状の外壁)は吸水して反りかえってしまい、ラスモルタル外壁(塗料が被っている1枚の大壁)にはヒビ割れなどの問題が発生します。鉄部分は錆びてしまい、木部分は腐食してしまいます。こういった状況を、さらに放置してしまうと雨漏りの原因となり、最終的には「新規に壁を作り直すことになる」「場当たり的に、頻繁に、雨漏りを直すことになる」など多額の金銭的負担、多大なストレスを伴うことになります。そのために、10~15年に1度は外壁・屋根を塗り替える必要があります。


ガイナの省エネ効果により、塗り替え費用の回収が期待できる


1つの家を塗装するのに、およそ100万円~200万円のコストが伴います。従来は、その経費は「保護のための仕方のない出費」でした。ガイナが画期的な理由は、その塗り替えの費用を少なからず回収することができるからです。大規模な建物の場合には、省エネ効果により、15年という期間をかけ、塗装費用の全額を回収することも可能です。外壁・屋根の塗り替え工事において、ガイナが画期的である理由は、「省エネ効果により塗り替え費用の回収が期待できること」にあります。


戸建塗装でもガイナ塗装が長期的には割安


ガイナを塗装することで、夏涼しく、冬暖かい住空間が実現します。戸建に塗装した場合の省エネ効果は、残念ながら全額を回収できるには至りません。しかし、同等のアクリルシリコン系の塗料で塗り替えるよりも、初期費用はかかりますが、長期的に考えるとガイナでの工事が割安となることは間違いがございません。この点に、ガイナ塗装が注目されるべき大きな理由があります。


遮熱と断熱は違う?


「ガイナを塗装すると、遮熱効果・断熱効果により夏涼しくすることができ、断熱効果により冬は暖かい住空間が実現されます」。例えばこのように「遮熱」や「断熱」という言葉は使い分けられます。ここでは、ガイナで最も分かりにくいとされる、「遮熱と断熱の違い」についてお話いたします。


遮熱と断熱の違い(簡潔な説明)


遮熱は太陽光をはね返すことです。そのため、遮熱効果だけですと、冬場も太陽光をはねかえしてしまいます。せっかくの太陽光を取り込めず、冬場は反って室内は寒くなってしまうはずです。しかし、ガイナには断熱効果もございます。ガイナを住宅内外に塗装すると、その膜の内外の熱移動がシャットアウトされます。塗装された住宅は、ガイナ塗膜にすっぽりと覆われ、魔法瓶のような状態になるのです。これが断熱効果です。



遮熱と断熱の違い(詳しい説明)


遮熱はガイナ塗膜が太陽光線を「反射」することによる作用です。断熱はガイナの塗膜組成の大半を占める真空ビーズによる、「熱移動の遮断」による効果です。


遮熱効果とは?


遮熱効果とは、太陽光を「反射」させることです。一般的なコロニアル屋根(平べたい、黒色の屋根)を思い浮かべてください。あの屋根の表面温度は、夏場にはどれくらいの高温になるかご存知ですか?実は、約80℃にもなるといわれております。この高温の屋根に、遮熱効果のあるガイナを塗装すれば、熱を効率的に反射。太陽光により、外壁・屋根が熱せられるのを防ぎ、夏涼しい住環境を実現することができます。この遮熱効果は、夏場だけ活躍する効果です。


断熱効果とは?


その遮熱効果に対し、断熱効果とは、太陽光を反射させるのではなく、住宅内外の「熱移動を遮断」することです。つまり住宅にガイナを塗装すると、住宅はその膜で囲まれた魔法瓶のようになります。この住宅内外の熱移動をシャットアウトするという効果が断熱効果です。ガイナのメインの成分は、中空のセラミックビーズです。これにより、夏場には外の熱が室内に入りにくくなり、涼しい室内環境が実現いたします。また、冬場には暖房で暖めた室内の空気の熱が外へと逃げにくくなり、暖かい室内環境が実現するのです。冬場、せっかく暖房で室内を暖めても、熱が外に逃げてしまったら仕方がありません。そこで、断熱効果のあるガイナで外壁・屋根を塗装しておけば、内部の熱が外に逃げるのをブロック。冬暖かい住環境が実現できるのです。夏場は、冷房による冷気が外に逃げてしまうことを断熱効果によりシャットアウトできます。このように、断熱効果の方は、夏場だけ活躍する遮熱効果とは異なり、1年を通じて大活躍するのです。この遮熱と断熱の違いは非常に分かりにくいため、以上のご説明でも不足かもしれません。ご不明な方は、丁寧にご説明いたしますので、当社の梶川まで遠慮なくご相談ください。


シリーズ❶注目の塗料「ガイナ」とは何物なの?

ガイナへの質問事項を認定施工店が集めてみました‼️




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