おはようございます。北九州の外装リフォーム専門店(外壁塗装・断熱塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り)『(株)匠エージェント』の店長 梶川です。
いつもご紹介させていただきます断熱塗料ガイナ、実を言うとこのガイナととても相性が良い内装リフォームがあります!それはエコカラットと内窓リフォームです。今日はこの内装リフォーム(エコカラット・内窓リフォーム)について詳しくお話させていただきます。最後までお付き合いくださいませ。
❶エコカラットとは
エコカラットとは、粘土や鉱物などの複数の原料から作られたタイル状の内装用壁材です。「多孔質セラミックス」とも呼ばれています。エコカラットは日本に古くからある「土壁」や「砂壁」をヒントとして開発されました。
土壁や砂壁は、高温多湿な日本の気候の中で住宅内の湿度を調節し、カビやダニの発生を抑える効果があります。エコカラットの原料となる粘土や鉱物は微細な孔(あな)を有しています。そのため、これらを素材として作るエコカラットにも1mmの100万分の1程度のとても小さな孔があいていて、この孔が空気を通すことで室内の調湿効果が期待できるのです。色や形状、レリーフのバリエーションも豊富にあり、デザイン性が高いのも特徴です。
エコカラットの効果やメリットとは?
リフォームで内装にエコカラットを取り入れることで、期待できる効果は3つあります。
①調湿機能で快適な空間に
エコカラットの有する小さな孔は湿気を吸収・放出し、室内の湿度を快適な状態にコントロールする働きを持っています。部屋の湿度が高くじめじめとしている時には湿度を吸ってカビや結露を防いでくれます。逆に乾燥している時には孔から湿度を放出し、自然に空気を潤してくれます。
②嫌な臭いを吸収
エコカラットの持つ小さな孔は部屋の嫌な臭いも吸着!ペットのニオイやキッチンの匂い、玄関に施工すれば靴の匂いもスッキリです。トイレ臭の元となるアンモニア、生ゴミ臭のトリメチルアミン、タバコ臭の元となる硫化水素なども元から吸着するため、 掃除をしただけではなかな消えない悪臭を珪藻土や壁紙などより短時間ですっきり脱臭します。
③有害物質を低減!
シックハウス症候群の原因と言われる、ホルムアルデヒドやトルエンなどの有害物質の吸着・低減効果が期待できます。また、エコカラットの原料にもこれらの有害物質は使用されておらず、安全安心な建材です。
エコカラットは電気などのエネルギーを使うことなく、調湿・脱臭・有害物質除去の効果が期待できる、環境にも家族にも優しい新素材です。セラミックス素材のため、耐久性に優れているおり、水分を吸収しないので「水拭きで掃除ができる」というのもメリットです!
壁紙は一般的には水拭きできませんが、エコカラットなら汚れてもさっと水拭きでキレイになるのも嬉しいですね。泥よごれや皮脂よごれ、コーヒーの染み、たばこのヤニなど頑固な汚れも洗剤を使えばきれいに落とせるのもポイントです。
エコカラットのまとめ
日本の伝統的な素材と最新技術を組み合わせて生まれたエコカラット。小さな孔が空気や湿度を吸収・放出することで、室内の湿度を調節、嫌な臭いや有害物質を吸着・除去する効果が期待できます。お手入れも簡単、耐久性が高くて経年劣化しづらいのも嬉しいポイントです。
デザイン性が高いため、お部屋のアクセントとして取り入れるのもおすすめです!電気などのエネルギーを使わずに、地球にも家族にも優しい快適な暮らしを実現することができます。(株)匠エージェントでもエコな断熱塗料ガイナとエコカラットを取り入れた家づくりをご提案しています!
❷内窓とは
内窓とは、名前の通りではありますが、今備え付けられている窓をそのままに、室内側に新たにもう一枚、取り付ける窓のことを指します。窓リフォームの方法の一つとして、注目されています。内窓を取り付けると、見た目で、内窓が取り付けられている!とは分かりませんが、今までの窓の大きさからひとまわり小さくなるため、取り付けた当初は、少し違和感を覚えるかもしれません。
内窓を取り付ける理由
なぜ窓リフォームで「内窓の取り付け」が行われるのでしょうか。工事が手軽にできることも「内窓の取り付け」が行われる理由の一つではありますが、取り付けた後の効果が期待できるからです。期待できる効果は、以下の通りです。
●断熱
●結露の抑制
●防音
●防犯
理由① 断熱と結露の抑制
「断熱」と「結露」の抑制は密接に関係しているので、合わせてお伝えします。「断熱」とは、外から室内へ、室内から外へと熱が伝わることを防ぐ働きをすることです。つまり、外が暑くても、寒くても関係なく、室内の気温は保つことができるのです。エアコンや暖房機器で室内の温度を快適にしておける、素晴らしい機能なのです。
「結露」ですが、「結露」は、外の冷たい空気が窓に伝わっている室内の温かい空気が反応してできるものです。「断熱」によって、熱が伝わることが防げると、「結露」の発生も抑えることができるため、「断熱」と「結露の抑制」は関係しているのです。
理由② 防音
音は、空気を伝わって聞こえてくるものです。音を伝えるものに障害物があれば、聞こえにくいのと同様に、内窓を取り付けることによって、窓に厚みができるため、障害物となるものが増え、音が伝わりにくくなります。
さらに、内窓そのものが高気密であるため、音の伝わりを防ぐことができます。製品によっても防音(遮音)の機能が異なりますが、「YKKAPのプラマードU」や「大信工業のPLAST(プラスト)」であれば、図書館並の静かさまで遮音できます。
理由③ 防犯
テレビドラマでも見かけると思いますが、空き巣が侵入するルートは、主に窓です。玄関であれば、鍵をカチャカチャと開けないといけませんし、人がいると目立ちます。そのため、割れば侵入できる窓が狙われます。しかし内窓であれば、一枚窓を割ったとしても、もう一枚窓を割らなくてはいけないため、手間も時間も有してしまいます。空き巣にとっては、手間も時間もかかるとあれば、デメリットでしかありません。
さらに、もう一つ、空き巣が事前に狙いを定めている際に、窓に鍵が2つ以上あると分かった場合、厳重な家と判断し、空き巣に入るのを諦めると言われています。見た目だけでも防犯の効果があるのです。
内窓のまとめ
内窓は、防音効果に非常に優れていますが、断熱性能も目を見張るほどの質の高い製品です。
取り付けた後の生活は、騒音にも悩まされずにすむでしょうし、外の気温に関わらず、室内は快適な気温で過ごせます。さらには、エアコンが効率よく稼働することにもなるため、ランニングコストである電気代を削減し、結果的にお財布にもやさしい生活が送れるでしょう。ぜひ断熱塗料ガイナとの相性をお試しください♪
私達は、断熱塗料ガイナと内装のリフォームを通じて、地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。エコカラットや窓の断熱を検討される際には、ぜひご相談ください。お住まいに合わせた最適なプランを匠エージェントの梶川が提案させていただきます。