認定施工店が、ガイナ(GAINA)塗装のメリット・デメリットを解説していきます!

おはようございます。北九州の外装リフォーム専門店(外壁塗装・断熱塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り)『(株)匠エージェント』の店長 梶川です。今日も断熱塗料ガイナのことについてお話させて頂きます。私たちは認定施工店なので、ガイナについてお伝えしていく義務があります。本日はガイナ(GAINA)塗装のメリット・デメリットについてです。ガイナ(GAINA)塗装をする際にガイナ(GAINA)塗装はいいところが多いけど、悪いところもあるのか、皆様気になると思います。ガイナ(GAINA)は断熱や防音など、さまざまな機能を持っていますが、一般的な塗料とは違い価格が高いなどといった悪い点もありますので、最後までお付き合い、よろしくお願い致します。



ガイナ(GAINA)塗装のメリット


❶ 寒い日の断熱・保温

室内空気温度がいくら高くなっても、壁・天井の温度が低ければ、熱は壁・天井から逃げます。ガイナ(GAINA)を内装に施工すると、室内空気温度とガイナ(GAINA)表面温度が適応することにより、熱の移動を最小限に抑えます。熱は高い所から低い所へ移動する性質を持っています。ガイナ(GAINA)を外壁に施工すると、 外の空気温度とガイナ(GAINA)を塗布した表面温度が適応することによって熱の均衡化がおき、その表面で熱の移動を最小限に抑えます。この働きによって、外部からの熱を外へ逃がしにくくします。

ガイナ(GAINA)に含まれている空中ビーズは断熱材効果を発揮し、省エネ効果を発揮します。外壁や内壁に塗布することで、大きな熱損失と言われている開口部の熱移動だけでは抑えきれない、壁自体からの熱移動にも省エネ効果を発揮してくれます。ガイナ(GAINA)を内壁や天井に塗るだけで、今まで外に逃げていた熱エネルギーの約60%を封じ込め、冬に暖かい究極の内暖房が完成します。



❷ 暑い日の断熱・遮熱


ガイナ(GAINA)の球体セラミックによって、太陽光に含まれる赤外線を反射します。また、ガイナ(GAINA)表面温度が周辺の温度に適応し、熱の移動を最小限に抑えます。ガイナ(GAINA)の球体セラミックに侵入した太陽光に含まれる赤外線は、球体の中で反射と屈折を繰り返し、室内に侵入するエネルギー量を減少させていきます。また、セラミックに配合した遮熱物質が紫外線を反射します。外壁に塗布することで、建物が暑い夏の日の太陽光を受けずにすみますので、暑い夏でも涼しい空間にすることができます。

室内空気温度がいくら低くなっても、壁・天井の温度が高ければ、熱は室内に侵入します。ガイナ(GAINA)を内装に施工すると、エアコンをつけたその時から、エアコンの冷気温度とガイナ(GAINA)表面温度が適応することにより、熱の移動を最小限に抑えます。※暖房効果と同じメカニズムです。ガイナ(GAINA)を外壁や屋根に塗るだけで、太陽光線から受ける影響の95%を反射し、夏に涼しい究極の外断熱が完成します。



❸ 遮音・防音


ガイナ(GAINA)の塗膜面は、大量のセラミックで隙間なく覆われているため、効率よく音を反射するだけではなく、制振効果によって音を軽減します。ガイナ(GAINA)の塗膜は、硬いセラミックの中に空気を含んだ球体の多層で構成されています。音は、セラミックで反射し、空気で吸収を繰り返す構造になっています。さらに、塗膜内で多層となったセラミックの効果により、塗膜内部に侵入してきた音も、その振動を軽減することで音を小さくします。ガイナ(GAINA)は振動をすばやく吸収するので、にわか雨に気づかないほど室内は静かになります。お家の周りが賑やかな場所・交通量が多い場所など、騒音に悩まされている方もガイナ(GAINA)を塗ることで、今まで気になっていた人の声や車の音など耳につかなくなり、室内は静かになります。ガイナ(GAINA)を建物に塗るだけで屋根、天井、壁を通過する音が約4~10dB(デジベル:電気工学や振動・音響工学などの分野で、物理量をレベル表現により表すときに使用される単位)低下し、静かな住環境を確保することができます。ガイナ(GAINA)は音の発生を抑えるため、フライパンとガイナ(GAINA)を塗布したフライパンをハンマーで叩いた時の音を騒音計で測定したところ。《無塗布フライパン:94.7dB ガイナ塗布フライパン:74.9dB 差:19.8dB》


20dBの差は、音エネルギー量が1/100となります。例えば、6dBの差だと音エネルギー量は1/4となり、音源から2倍の距離で音を聞いていることになります。



➍ 防汚


ガイナ(GAINA)は汚染物質が付着しにくく、さらにイオン化した水分が、浮遊している汚染物質と結合し、汚染物質を浮遊しにくくします。一般的に空気中を浮遊しているホコリ・チリ・花粉などの汚濁物質は、プラスの電気を帯びることで浮遊しています。また、これらの汚濁物質は、室内の壁や天井に静電気付着します。ガイナ(GAINA)は、帯電性0.0の性質を持っており、汚濁物質が付着しにくく、さらに、イオン化した水分が、浮遊している汚濁物質と結合し、浮遊しにくくします。※帯電性0.0とは全く静電気をおこさないことです。ガイナ(GAINA)に含まれる特殊セラミックとアクリルシリコン樹脂の効果で、優れた帯電防止性、親水性塗膜となり、防汚性を発揮します。


❺ 防臭

ガイナ(GAINA)塗料に含まれているセラミックは、空気中に浮遊する有害物質や独特のイヤな臭いを中和する作用があります。飲食店などでガイナ(GAINA)塗装をすると、タバコの臭いやお酒の臭いも残りません。また、飲食店では、壁にこびりつくタバコのヤニやホコリも気になりますが、ガイナ(GAINA)は汚れがつきにくいので掃除も簡単にできます。ガイナ(GAINA)は更にイオン化し、爽やかで快適な空間を作り出します。ゴミステーションの内壁にガイナ(GAINA)塗装をしたところ、生ごみのイヤな臭いが少なくなったというデータもあるそうです。ガイナ(GAINA)に含有されている特殊セラミックが、空気中の有害物質や悪臭を中和・イオン化し、爽やかな住環境を創ります。



➏ 防菌

ガイナ(GAINA)に含まれる特殊セラミックが作用することにより、塗膜をカビや有害な菌から守ります。(ガイナは防カビ、抗菌対応品)


❼ 防露

結露の原因となる熱の移動を少なくすることで、結露の発生を抑え、快適な住環境を実現します。住まいの壁や天井・窓・押入れの中など、私たちの生活のさまざまな場所で結露が発生しています。結露は、一般的に空気中の熱が窓や壁面などを熱が通過する際におきる現象です。熱は温度差があるとき、必ず温度の高いところから低いところへ移動する性質があるため、温度の低い窓や壁面などに結露が発生します。ガイナ(GAINA)の塗膜は、周辺の温度変化に適応する性質をもっているため、ガイナ(GAINA)を塗布した塗膜面が、室温に合わせて同じ温度に近づきます。その結果、温度差が小さくなることで熱の移動が少なくなり、結露の発生を抑制する効果を発揮します。省エネ効果が高い塗料なので、外壁に塗布すると余計な熱移動がなくなるので結露防止へと導きます。ガイナ(GAINA)は近、中、遠赤外線の波長を効率的に反射し、熱エネルギーの移動を抑えることにより結露の発生量を20%以下に抑えます。



❽ 耐久

紫外線に対してもっとも強いセラミックを使用し、アクリルシリコン樹脂とのハイブリットで、優れた対候性をもっているガイナ(GAINA)は、通常の塗料の2~3倍(15年以上)の寿命をもっているので、一般的な塗料に比べ、メンテナンスが楽になります。さらに、断熱・遮熱性能により建物の膨張・収縮を最小限に抑えることができます。熱が伝わりにくい塗膜なので、外的刺激を受けにくい、高い耐久性をもった塗膜になるのです。



❾ 防護

ガイナ(GAINA)塗料で作られた塗膜は、熱エネルギーを伝えにくい塗膜なので、100℃に熱せられた外壁や鉄板に触れても、やけどをすることがない防衛効果を発揮します。


❿ 安全

水性であるガイナ(GAINA)は安心です。内装用ガイナ(GAINA)は、F☆☆☆☆(フォースター)を取得。


【※F☆☆☆☆とは、ホルムアルデヒド(有機化合物)検査安全基準の階級のことです。F☆(ワンスター)~F☆☆☆☆(フォースター)まであり、最もホルムアルデヒドの含有量が少ないのがF☆☆☆☆です。】


水性であるガイナ(GAINA)は、有機溶剤などの危険物を使用しません。内装用ガイナ(GAINA)は、室内空気環境の安全性の目安となる、F☆☆☆☆を取得しています。また、ガイナ(GAINA)は外装にも使用するため、内装用ガイナ(GAINA)のようにF☆☆☆☆を取得することができませんが、アルデヒド類や揮発性有機化合物に対して、F☆☆☆☆と同程度の安全性能を確保しています。


⓫ 癒し

ガイナ(GAINA)は特殊セラミックのイオン化作用により空気質を改善し、リゾート地を上回る理想的なイオンバランス空間を発揮します。内装に塗るだけでマイナスイオン優勢の空気質に改善され、1000mの高原リゾート地に相当する室内環境になります。



⓬ 透湿

ガイナ(GAINA)は充分に優れた浸透力をもち、水蒸気や空気を通すことで壁が呼吸し、健康的な住環境が実現します。(66㏄/日・㎡)


⓭ 不燃

ガイナ(GAINA)は国土交通省大臣から認定を受けた不燃材料です。不燃性能に関して政令で定める技術的水準に適合する建築材料には、『不燃材料』、『準不燃材料』、『難燃材料』の3ランクがあり、ガイナ(GAINA)は、その最上位にあたる、不燃材料として国土交通省大臣から認定を受けています。ガイナ(GAINA)で塗装をしている物を燃やそうとすると、コゲはしますが、燃えることはありません。大切なお家を火災が起きたとき守ることができます。ガイナ(GAINA)は特殊セラミック効果により、塗布する材料に合致した不燃性を発揮します。



⓮ 施工

ガイナ(GAINA)を塗布するには、特別な工具を必要としません。刷毛・ローラー・コテ・吹き付け機等、あらゆる工具で美しい仕上がりが可能です。ガイナ(GAINA)は水で希釈濃度を調整することで、様々な塗装方法に対応できます。



ガイナ(GAINA)塗装のデメリット


①価格が高い

ガイナ(GAINA)は一般的な塗料とは違い、高機能をもっているため一般的な塗料に比べ価格が高めになってしまいます。しかし、ガイナ(GAINA)塗装は通常塗料より長い年月塗り直ししなくて大丈夫なので、ガイナ(GAINA)を塗った後のことを考えると価格に関してはそこまで気にする点ではないかもしれません。


②ツヤがある仕上げができない

ガイナ(GAINA)の塗料は一般の塗料と違い、ツヤがでません。全てツヤのないマットな仕上がりになってしまいます。ツヤがある塗膜をお好みの方には、おススメはできません。


③ 塗膜がフラットにはならない

ガイナ(GAINA)の塗料は特殊セラミックで、できているため塗膜の表面に細かい凹凸ができてしまうためフラットにはならず、ざらざらとした触り心地になってしまいます。さらさらしたフラットな表面がお好みの方にはおススメができません。



まとめ


いかがでしたか?ざっとお話してきましたが、何か難しいお話ばかりで分かりにくかったら申し訳ございません(__)何度も繰り返しお読みいただけることで理解が深まる内容となっております。

分からないことがありましたなら北九州唯一の認定施工店である外装リフォーム専門店(外壁塗装・断熱塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り)『(株)匠エージェント』梶川まで、ぜひご相談ください。お待ちしております(__)


シリーズ❶注目の塗料「ガイナ」とは何物なの?


アーカイブ

人気記事