断熱塗料を知らなきゃ損する! VOL②


断熱塗料の正しい認識を持とう!



断熱塗料ガイナGAINAを知れば知るほど、魅力ある商品です。



リフォーム業界にいるプロの私でさえ、今まではあまり魅力的な塗料だと感じなかったわけなので、一般の消費者である皆様でしたら、尚更です。


断熱塗料=遮熱塗料


この構造が断熱塗料の周知・認知を遅らせている要因ではないでしょうか?


断熱塗料と遮熱塗料の大きな違いは、冬場の保温効果です。


断熱塗料は、室内の温度を逃がさない効果があるため、冬の室内を保温する効果があります。


一方の遮熱塗料は、室内の熱を逃がさない効果が無いので、冬場の保温効果はありません。


デメリットは、冬場の貴重な太陽熱すらも反射するので、冬場の室温が低下してしまう点です。


そういった意味からすると遮熱と断熱を兼ね備えたガイナはとても良い塗料だと思います。


ここで改めて、断熱塗料と遮熱塗料のおさらいをしてみたいと思います。




断熱とは「熱の伝わりを抑える」こと


・熱の伝導を絶つ効果がある
・断熱することで部屋と外の温度さを生みだす
・室内を快適な温度に保ち夏涼しく、冬は暖かい断熱材は建物の室内と室外の熱移動を抑えることで、夏季に限らず冬季にも威力を発揮します。


効果的な断熱性能を持たせるためには、熱の伝わり易さが少ない(=熱伝導率が低い)素材を十分な厚さをもって施すことが必要です。


遮熱とは「熱を遮る」こと


・熱を反射し遮断する効果がある
・太陽光を反射して熱が壁に吸収されるのを妨げる
・夏の気温上昇を抑える


主に太陽光を反射することによって、建物屋根・壁の温度上昇を抑えて、室内への熱の流入を抑え、夏季に室温上昇や冷房負荷を抑えます。



どうです?・・・


遮熱塗料と断熱塗料の違いが、少しづつお分かりになっていただけましたでしょうか?・・・






光熱費削減できるのは断熱塗料!



一年を通して光熱費を削減できるのは断熱塗料


真夏の肌を刺すような激しい直射日光は、人が生活を送るうえで非常に厳しい環境ですが、それは家にとっても同様です。

遮熱塗料は、赤外線を効率よく反射して、室温の上昇を抑えるのが最大の特徴です。

つまり夏向けの塗料ということになります。

断熱とは熱伝導を極力抑えるようにすること


熱は高温から低温のところへ伝わる習性があり、その熱伝導を最小限に抑えるのが断熱塗料になります。

断熱塗料を屋根や外壁に塗布することで、外気が厳しい環境にさらされている状況下でも、室内との温度差を保つことができます。



そのため、断熱塗料は夏の外の暑さを伝えず、冬は室内の暖かさを逃さないので、一年を通して光熱費を削減できます。


冷暖房を使用する場合は、すぐにその温度に適応し長時間の維持を可能にしますので、冷暖房費の大幅な削減が見込めるというわけです。






まだまだ知らない断熱塗料の効果



防音効果が高まる


断熱塗料を使うことによって、防音効果が高まるのも大きなメリットです。

また、断熱塗装を施した建物は、屋内からの話し声が外に漏れでることはなく、外侮からの車や雨の音もシャットダウンしてくれます。

複数のセラミックで隙間なく覆われている塗料だからこそ、一般塗料に比べて表面が厚くなるからです。


結露の発生を抑えられる


断熱塗料を塗装すると、家の天敵である結露の防止が可能です。

結露には温度変化が関係しており、室内と室外の温度差が大きいほど発生しやすくなります。

断熱塗料を塗った外壁や屋根であれば、室内と同じ温度に近づくため差が小さくなるので、結露の発生を抑えてくれます。






断熱塗料はこんな方にお勧めします!




夏場の室温を2~3℃下げたい


断熱塗料は、塗装面の温度が上昇しないため、室温を2~3℃程度下げる効果があります。


また、室温を下がると、エアコンの電力消費を抑えるので、省エネにも繋がります。


最上階の温度を下げたい


最上階は、窓からの日差しが良く当たり、屋根から近いため、1階に比べて温度が高くなります。


そのため、屋根と外壁に断熱塗料を施工することで、1階よりも温度を下げる効果があります。


金属屋根の家


金属屋根は、他の屋根材と比べて熱伝導率が良く熱くなりやすいです。


そのため、夏の室内温度が上がりやすく、断熱塗料の効果がより発揮されます。


天井が吹き抜けている


天井が吹き抜けの場合、部屋全体の空間が増えます。


そのため、夏に熱い空気を溜めるので、冷房が効きづらくなりなります。


また、吹き抜けは、ガルバリウム鋼板の屋根を採用している場合が多く、斜めの天井の場合は、屋根裏がないことが多いため、屋根の熱が部屋に伝わりやすいです。


夏は涼しく、冬は暖かくしたい


断熱塗料と遮熱塗料は、夏の室温を下げる効果がありますが、冬に室温を暖かく保つ効果は、断熱塗料にしかありません。


遮熱塗料は、冬に室温を暖かくする効果は無いので、注意が必要です。


遮熱塗料は太陽光の熱を効率良く反射し、それにより室内温度の上昇も抑える効果があり、夏場の暑さにお困りの方へおすすめであることがわかりました。


それに対し断熱塗料は、熱伝導を抑える効果があり、室外と室内の熱移動を抑制します。


夏場は外の熱を室内に伝わりにくくし、冬は室内の暖かさを外に逃がしにくくします。


そのため、夏だけではなく冬も快適に過ごしたいという方へおすすめの塗料です。





外装リフォーム検査士から見る断熱塗装



猛暑や酷暑の夏・・・


極寒の寒波の冬・・・


いかに効率よく暖房器具を使用していくかが鍵です。


夏でも冬でもエアコンは必需品です。


エアコンを使わないお宅は滅多にありません。


エコ商品である断熱塗料は、塗装リフォームの選択の一つになっていくでしょう・・・


だからこそ、施工側にも正しい知識が求められる時代です。


正しい知識と経験を持った施工会社を持つことが、成功のカギではないでしょうか・・・


遮熱塗料一択ではもったいないと思います。



冬も夏も快適なお家にするなら、断熱塗料を選びましょう。



なぜなら断熱塗料は室内の温度を外に逃がさない効果と、外の熱を室内に伝わりにくくする効果を持っているからです。


その為、冬の寒さが長く続く地域のお家への施工や、一年中快適なお家にしたい方にお勧めの塗料です。


遮熱塗料では寒さ対策は出来ないため寒さも和らげたいなら、断熱塗料を選びましょう。


ただし予算も選ぶポイントの一つですよね・・・


遮熱塗料と比べ、断熱塗料の方が1,000円近く(㎡あたり)高くなる傾向にあります。


その理由は2つあります。


①メインの断熱機能だけでなく、遮音・消臭機能など多機能な塗料が多いため

②製造しているメーカーが、他の塗料のメーカーよりも少ないため

③断熱塗料は施工者を選びます、慣れた経験値の高い有資格者の仕事が求められます、仕上がりや断熱機能に差が出ます。


持っている機能の多さや、耐用年数の長さ、施工者の技術料で価格は変化します。




遮熱塗料と断熱塗料は効果に大きな違いがあります。


それぞれにメリットとデメリットがありますが、効果の違いは価格の違いでもあります。


耐用年数はどちらも10年以上ありますから、長い目で見て最適な塗料を選ぶとよいでしょう。








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