屋根の補修工事とは?漆喰の塗り替えについて解説

おはようございます、北九州の外装リフォーム専門店「(株)匠エージェント」店長の梶川です。今日は屋根の漆喰についてお話させて頂けたらと思います。今日もあいにくの雨模様なので漆喰について急にお話したくなってきました。皆様は漆喰(しっくい)詰め直し補修という屋根工事をご存知ですか?雨が多い季節になればこの漆喰のご相談電話も必ず増えてきます。


漆喰とは瓦屋根には必ずあるもので、瓦の固定や接着、棟の土台に漆喰が用いられています。この漆喰も風雨や寒暑、直射日光に晒され続けているので、他の屋根材と同じように時間とともに劣化していきます。この漆喰を目視して、ひびや剥がれが出ている場合は大変危険です。漆喰の剥がれた部分からは雨水が浸入してきますので、当然雨漏りの原因の一つにもなります。漆喰塗り替え工事は文字通り、漆喰を塗り替えるものです。(またの名を詰め直しとも言います)漆喰の崩れや剥がれなどの劣化が比較的軽微な場合にはこの漆喰の塗り替え工事が行われます。この漆喰の塗り替えが可能な時に棟のお手入れをすれば、屋根のメンテナンス費用も抑えられます。それでは本日は漆喰の塗り替え工事についてお話させて頂きます。

漆喰とは?


漆喰の歴史は古く、約5000年前から世界中で使われています。瓦や石材の接着、目地の充填、壁の上塗りなど漆喰は様々な場面に用いられてきました。(水酸化カルシウム)を主原料とした塗り壁材です。消石灰(水酸化カルシウム)とは、石灰石を焼いて水を加えたものです。石灰石はサンゴ礁がルーツです。サンゴの群生したサンゴ礁が長い年月をかけて地殻変動などで隆起し、陸地になったものが石灰鉱脈で、こちらから石灰石を採掘します。この消石灰に糊(のり)やスサを加えて、水で練ったものが漆喰です。ノリやスサは「つなぎ」として使用されており、主に、繊維質のものが使われる事が多いです。糊成分や繊維質については、時代や地域によって使われるものは異なります。日本が世界に誇る世界遺産「姫路城」、その白鷺と形容される美しい白壁にも漆喰が用いられています。


瓦屋根では瓦の固定や接着に漆喰が用いられています。固定している力が弱まっているので、ちょっとした風や地震で瓦がズレたりします。最悪の場合は瓦ごと落下してしまう可能性もあります。また、ズレた瓦同士が干渉し合って欠けたり・割れたり、そこから雨水が浸入して雨漏りになったりと様々なトラブルを招きます。とても大切な役割がしっくいにはあります。

漆喰の寿命は?


漆喰は年が経つにつれて、さらに硬度が増して固くなります。漆喰は性質上、二酸化炭素に反応して固まる性質があります。固くなればなるほど、接着剤の役目は果たせるのでいいのですが、年々剥がれてきてしまうみたいです。漆喰自体の寿命は20年程と言われていますので、瓦屋根の寿命が最低50年ほどくらいですので、その間に2回は塗り直さないといけないという計算になります。塗り直すと言っても自分で塗れるレベルの内容では決してないので、必ず屋根工事専門店にお願いしましょう。漆喰の塗りを失敗してしまうと、瓦の落ちや剥がれに繋がるのと、直接雨漏りの原因になってしまい、屋根全体が傷んで取り返しのつかない事になってしまいます。


雨漏りの原因で屋根漆喰の劣化がある!


雨漏りの原因として漆喰の劣化があります。棟等の漆喰が劣化で剥がれてしまうと、剥がれて弱い部分から雨水が入り、さらに下の屋根材に染みて雨漏りとなってしまいます。漆喰が原因で雨漏りの場合には、それなりに修理料金がかかる思った方が良いでしょう。20年くらい経過している家の瓦屋根の場合には、全体的な漆喰の劣化が原因での雨漏りとなりますので全部の漆喰の塗り替えを想定しておきましょう。


漆喰の塗り替え料金の目安


漆喰詰め直し工事を検討する際、「いくらぐらいかかるのか」はとても気になるものですよね。やはり現地の状況を点検しなければ具体的な金額はお伝えできませんので、詳しくは見積もりを取ることをおすすめします。おおむね漆喰を塗る際にかかる料金は、状態によりますが、1メートルにつき5千円前後~7千円くらいです。漆喰工事の費用は棟の長さと関係してきます。たとえば同じくらいの広さの屋根でも、2面で構成されている切妻屋根より4面で構成されている寄棟屋根の方が棟が長い場合が多く、その分費用は高くなるでしょう。瓦5枚、2千円くらいで売っていますが、漆喰は塗るだけなのに瓦1枚分より施工料金がかかります。その理由は人件費にあると言われています。漆喰修理が出来る屋根職人の人手不足もあり、また熟練したベテラン職人でないとなかなか上手く要領よく出来ない為、その分施工料金も多く発生すると言ったのが現状です。また漆喰の塗り替えは高所作業となりますので必ず仮設足場が必要となります。ご不明な点がございましたらお気軽にご相談してください。


漆喰は瓦屋根のどこに使われている?


漆喰は、金属屋根やスレート屋根では使われることがありません。瓦屋根ならではのものです。漆喰は主に瓦屋根の頂上や山になる部分にある「棟瓦」の施工に使われています。棟瓦と平部の瓦の隙間(面戸と言います)を埋めているもの、棟瓦を見上げたときに見える半月型の白いものが漆喰です。また、一般的には棟に使用されている漆喰ですが、昔ながらの土葺き工法による瓦屋根の場合、軒先の隙間を埋めるために使われているケースもあります。


まとめ


漆喰は劣化しやすい部分ですが、傷んでいても気づかないことも多いようです。地上から遠目に見ても「劣化している?補修が必要?」と判断しにくいため、メンテナンスを後回しにされがちです。しかし、「剥がれた漆喰らしきものが屋根の下に落ちていた」や「地上から見ると棟が歪んでいる感じがする」このような場合や棟周りに明らかに異変があるときは要注意です。早めに屋根工事専門業者に依頼して屋根点検をしてもらい、適切な補修工事を行いましょう。軽微な劣化であれば、大きな被害を受ける前に塗り替え工事で対応ができます。特に台風時期の前など点検をおすすめします。


漆喰のダメージに気づかないままさらに劣化が進むと、屋根内部への浸水が決定打となり雨漏りを起こす可能性もあります。雨漏りを起こしている場合や、漆喰が剥がれて棟全体の歪みがひどい場合には、棟瓦を解体して造り直す「棟積み直し」、さらに屋根の状態によっては屋根瓦全体の葺き替えなどのリフォームをご案内することもあります。また、長い間瓦屋根のメンテナンスをしてこなかった場合も、一度点検してもらうと安心です。屋根の点検・補修も北九州の外装リフォーム専門店「(株)匠エージェント」までご相談ください。お住まい全体の状態を確認し最適なメンテナンスをご案内いたします。(株)匠エージェントでは、国家資格を持った一級かわらぶき技能士が屋根瓦の漆喰の塗り替え工事を行いますので非常に安心です。屋根瓦の構造を熟知した職人になります。


一級かわらぶき技能士とは?


かわらぶき技能士とは、国家資格である技能検定制度の一種です。かわらぶき技能士の資格には一級と二級があり、一定の実務経験年数を経た上で、かわらぶきに関する学科及び実技試験に合格しなければいけません。当然ながら一級は難関なのです。この資格は職人が確かな腕を持っているかを証明するものです。

北九州市門司区の漆喰塗り替え施工事例


北九州市八幡西区の漆喰塗り替え工事例










アーカイブ

人気記事