北九州市八幡西区友田のN様から外装リフォームのご相談をいただきました。
「新築後10数年経過したので、屋根瓦の点検もお願いしたいと思います」
旨のご相談内容でした。
屋根に上がって点検したところ、瓦の状態に異常はありませんでしたが、漆喰の状態が全体的に悪い状態でした。
劣化しやすく適度なタイミングで補修(詰め直し)しなければならないのが「漆喰」です。
劣化により痩せて硬くなると瓦の固定力が弱くなり、ズレや歪みの引き金となってしまいます。
土台である葺き土に雨水の影響がないように守るのが漆喰です。
漆喰には接着の目的もあります。
棟瓦に隙間があると瓦がズレやすくなり、落下するリスクも考えられます。
漆喰でしっかりと固定することで、地震や強風などの刺激にも強くなり、瓦屋根が落ちる可能性が低くなるのです。
ズレが起こると美観も損なうため、漆喰で固定力を強めることで「綺麗な瓦屋根」が実現します。
ひどい箇所では劣化していて、漆喰表面の剥離が起きて、土台の赤土がむき出しになっていました。
弊社の一級かわらぶき技能士が施工管理して、漆喰の塗り替えや詰め直しを行い、本来の正常な形に戻しました。
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竣工日
2017年10月
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場所
北九州市八幡西区
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施工内容
屋根工事(漆喰塗り替え)
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構造
木造(在来工法)
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施工者
匠エージェント
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家族構成
2人家族
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完工時築年数
14年
お客様の声
インターネットで検索して匠エージェントさんにご相談させていただきました。
早速後日に屋根点検をしていただき、屋根漆喰の状態を詳しく説明してもらいました。
写真報告書で説明を受けたのも分かりやすくメンテナンスの必要性を感じました。
何社か相談していましたが、匠エージェントさんにメンテナンスをお願いしました。
私たちは屋根に上がることが出来ないので、どうなんだろうかと不安もありましたが、最後に施工写真もいただいたので安心しました。