外壁塗装時、木部は塗装した方かよいのか?外装リフォーム専門店が詳しくご案内します‼️

おはようございます。北九州の外装リフォーム専門店(外壁塗装・断熱塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り)『(株)匠エージェント』の店長 梶川です。


開花の遅かった桜も早散り始めていますね。私共匠エージェント 一行は先日、若松区の高塔山へお花見に行って参りました。満開の桜✿綺麗でした。展望台からの眺めも良いですが、すぐ近くにある運動公園の桜も見事ですよ。運動器具などが多数置いてあり、トレーニングも出来ます。


さて、今日は外壁塗装を行う際に、付帯部の木部について考えてみたいと思います。ウッドデッキ、屋根の破風、鼻隠し、ときに軒天などです。これらの木部は外壁塗装時に一緒に塗装するのが良いのでしょうか。また、塗装するとすれば、どのような塗料が良いのでしょうか。



やはり外壁塗装のときに、木部も塗装した方がよいのか?


元々日本では建築に木材が多く使用されてきました。四季があり、高温多湿の日本の風土に合うように建物の構造を工夫して、雨水などの水分が屋内に入らないようにしてきたのです。その過程で木材の表面にベンガラや松煙、柿渋などを塗布したり、焼杉を使用するなど木材表面にも木を配ってきた歴史があります。


さて現代の建築物です。現在匠エージェントで外壁の塗装をお受けしているお宅はというと、9割がサイディング外壁、またはモルタル外壁です。つまり外壁は昔ながらの木壁ではないのです。木部は建物の一部に使われているお宅が多いですね。


屋内でフローリングなどに使われている木製の部材と違い、屋外で使われている木部分は付帯部であれ、雨風、直射日光にさらされ続けるため段々と汚れ傷んできます。その傷みが腐食やカビの発生へと繋がっていきます。また雨水の侵入からいつも水分を多く含んだ状態となってしまった結果、シロアリが発生する場合もあります。結論として、出来れば外壁塗装時に木部も一緒に塗装をかけてあげるのが良いでしょう。


例外はないのか


例外はあります。それは和風の住宅に用いられる(洗い)という仕上げを施す場合です。洗いとは、特殊な薬液により木材本来の無垢な状況を取り戻す技術です。新築時の状態に木部を蘇らせます。匠エージェントでもしばしば和風住宅の木部にご提案させていただいていますが、お客様には大変好評で喜んでいただいています。


この洗いは、一度塗料で塗装してしまった木部には使えません。まれに塗装が薄い場合やほぼ剥離してしまっている場合に、それらを落として洗いをかけることがありますが、原則無塗装の木部にしか出来ないのです。


ちなみにこの洗いですが、軒部分などの木部に施す場合、やはり足場が必要となります。やはり外壁塗装の際にご相談いただくのが無駄のない工事となります。


自分で木部塗装は出来ないのか


勿論可能です。1階掃き出し窓に続くウッドデッキなどを数年ごとに自分で塗装している方もいらっしゃいますね。ただ、足場がないと塗装できない部分は、足場をかける外壁塗装時にプロにご依頼されてるのが安全で安心です。


木部塗装を行わずに外壁部分だけ塗装した場合、どうしても仕上がりが今ひとつになるということも、お伝えしたいと思います。更に年数が経っていった場合、やはり塗装をしていない木部の劣化が特に目立ってくるのも否めません。


また、いつも自分で塗装している箇所もこの際一度プロの手できちんと塗装をしてもらい、次の外壁塗装時までの間はまた自分で塗装しよう、、、と判断される方も多くいらっしゃいます。それも一手です。


木部の塗装、どんな塗料?


木部を塗装する塗料は様々あります。

以下に代表的な塗料をあげてみました。

●ニス

●ウッドオイル

●ステイン

●ワックス

●漆風塗料

この中で外壁塗装時・付帯木部塗装の際によく使用するのが、ステインです。


ステインの特徴は


ステインは着色仕上げ材です。表面で塗膜を作らず、中に染みこんで色を付けます。ペンキとの違いです。また透明性があり、木部の木目を強調しながら着色することが可能です。刷毛のあとも残りにくく、乾燥しやすいため二度塗りに最適です。


色も色々選べるので、家の雰囲気に合わせて選定することが出来ます。光沢がなく、木目がハッキリと浮かび上がる味わい深い仕上がりとなります。


各社様々な商品が販売されています。中には防虫、防腐効果のあるものもあります。シロアリに対応したものも出てきています。


木部保護塗料の代名詞ともいえるキシラデコールは、仕上がりはオイルステインと似ていますが、木材防腐剤と塗料とオイルステインの限界領域にある「新需要創造商品」の位置づけとなるものです。(キシラデコールHP参照)


匠エージェントでは、お客様のお宅の状況、ご希望をお聞きした上で、最適な木部塗料をご提案させていただいています。


木部塗料の色選びは?


木部をどのような色に仕上げていくか。これも塗装しようと考えた場合迷うところですね。上部の写真をご覧頂くと分かりますが、色は本当にたくさんの中から選ぶことが出来ます。上部写真はごく一部ですが、まだまだたくさんの選択肢があります。


基本的に木部は(木部らしい色)茶系を選べば間違いの無い配色になります。特に濃い茶系を選べば、落ち着いた安定感のある雰囲気となります。


また、注意点として現状よりも薄い色は入りにくく、均一に仕上がりにくいという特徴があります。


中にはアクセントカラーとして、明るい色合いを木部に使いたいと言われるお客様もいらっしゃいます。屋根の素材を変えて葺替え工事をされた際に、雰囲気を変えるために破風を白色に変えるなどというのもありです。


木部の塗装は木の風合いが残るため外壁塗装全体から見ると、異素材の組み合わせの妙といったものもあります。是非カラーコーディネーターの梶川にご相談ください。面白い配色を創り上げるお手伝いをさせていただけたら幸いです。


まとめ


付帯部である木部やウッドデッキなど住宅に付随する木の素材は、外壁塗装時に一緒に塗装することをお勧めします。外壁塗装の大切な役割の一つに住宅を保護するということがあります。木部もそのままにしておけば雨風・紫外線などで劣化していきます。

外壁と一緒に塗装して、しばらくは外装のことを心配しなくて良くしておくのが安心です。


最後に外装リフォームについて、私の思うところを申し上げてブログを締めくくりたいと思います。


外壁塗装をする上で、センス良く、品良く、周りの雰囲気に調和するように仕上げたい、、、とは皆さんが考えられることだと思います。私も大切なことだと思っています。


ですが、、、それだけでは面白くないですよね。私だけのキラリと光る個性を、外壁塗装にもプラスして毎日の生活を彩ってみると、何だか楽しくなりますね。好みの車や好みのファッションを選ぶように、家の様々なことも自分の居心地の良さで選ぶと楽しみが増える気がします。


情報の時代かインターネットを開けば、様々な夢のようなお宅が目につくこの頃ですが、自分が落ち着く居心地の良い家は自分にしか作れない、、、と考えると、目先のことばかりでなくリフォームもマクロな視点で捉えるのが満足感を得られる考え方かなと思っています。


北九州市の外壁塗装なら匠エージェントにお任せください。


株式会社匠エージェントは、北九州市を中心に、外壁塗装・屋根塗装を手がける専門店です。


お客様の住まいを長く美しく守るため、高品質な塗料と熟練の技術でお客様に最適な塗装をご提案いたします。外壁のお悩みがあればお気軽にご相談ください。







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