風が強い雨の時の雨漏り原因は?暴風時の雨漏り対策!

おはようございます。北九州の外装リフォーム専門店(外壁塗装・断熱塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り)『(株)匠エージェント』の店長 梶川です。昨日は北九州もあいにくの大雨でした。

3月は比較的雨や風の多い季節となります。そこで今日は大雨や強風時の時の雨漏りのお話をさせていただきます。弊社でも過去に大雨強風時の雨漏り相談を何件も承ってきました。その経験から少しでも皆さんのお役に立てればと思います。



強風時の雨漏りの原因


大雨の時だけ雨漏りする場合は、実はこれから雨漏りが悪化していくという初期のサインだということもでもあります。大雨の時だけ雨漏りする症状は、少量の雨漏りが発生している場合が多くなっていますが、そのままずっと雨漏りを放置しておくと数年後、数ヶ月後には目に見える雨漏りになってしまう事もあります。その原因として次のようなことが挙げられます。


・外壁と屋根の劣化

・外壁のクラック

・シーリング部分の劣化


大雨で雨漏りがする場合、必ずしもこれが原因だという特定が難しいのが正直なところですが、主に上記3つの雨漏り原因の確率が高いです。


シーリングの劣化


大雨、強風を伴う台風の時だけ雨漏りする原因として、最も有力な原因がシーリングの劣化です。一般的な戸建て住宅の多くは、外壁にサイディングを使用しているものが多いです。サイディングとサイディングの目地の部分に打ち込んであるゴムのようなもの、それがシーリングです。シーリングはサッシ周りや窓枠にも使われています。シーリングの劣化が進むと、ひび割れや剥離が発生して、その隙間から雨水が浸入してしまう原因となります。ゴム素材に近い性質をしているので、ひび割れや剥がれが一気に進むのではなく、徐々に劣化していきます。その結果、ちょっとの雨であれば雨水をそこまで住宅内部に浸入させませんが、大雨や強風を伴う台風の場合、隙間や剥離した部分から雨水が浸入してしまい、雨漏りになるといったことになります。ですので、大雨の時のみ雨漏りして原因が何か分からず悩んでいる方は、一度ご自身の住宅の外壁の目地部分のシーリングを確認し、ひび割れや剥離している部分がないか確認してみると良いでしょう。



雨漏りの調査と対応


雨漏りが起きたとき、その対応策は問題の原因を正確に特定することから始まります。雨漏りの調査は雨漏り専門の業者に依頼することが一般的ですが、自分でできる確認事項もあります。


雨漏りの自己チェック

雨漏りの場所を確認することが第一歩です。それは天井から水滴が落ちてくる場所であったり、壁紙が湿っていたり、カビや湿気の匂いがする場所であったりします。これらの情報を詳細に記録し、雨漏り業者に伝えるとより具体的な対策が可能となります。


雨漏りの原因調査

雨漏り専門業者が雨漏りの原因調査を行います。屋根や外壁、雨樋などの損傷、窓やドアの隙間、風による吹き込みなどが考えられます。原因を特定することで、適切な修理方法や防水工事を行うことができます。


雨漏りの修理と対応

雨漏りの原因を特定したら、次はその対応に移ります。屋根の破損であれば、補修材を用いて穴をふさいだり、必要に応じて部分的または全面的に屋根材を張り替えたり葺き替えたりします。外壁の隙間や風による吹き込みが原因であれば、防風対策を施したり、窓やドアの防水処理を行ったりします。


これらの対応策は、雨漏りの度合いや建物の構造、原因によって大きく異なるため、一概には言えません。そのため、雨漏り専門業者と詳細な話し合いを行い、最適な対策を計画することが必要です。最終的に、適切な対応策を実行し、その後のメンテナンスを怠らないことで雨漏り問題は解消されます。雨漏り業者の専門的な知識と経験を活用し、自宅を雨漏りから守りましょう。



強風時の吹き込みによる雨漏りの予防策


サッシからの吹き込みを予防するのに一番安くかつ簡単で手っ取り早いのが、雨戸やシャッターを閉めることです。雨戸やシャッターを閉めることで強風時に飛んできたものがガラスに当たってしまうのを防ぐこともできます。その他の対策としては、窓枠やガラス窓のゴムパッキン等、雨漏りの原因となる部分に防水テープを貼って隙間を塞ぐ予防処置です。応急処置としてはかなり有効な手段の一つになります。また、日頃からサッシのレールに溜まったゴミをきれいに取り除いて置きましょう。レールの詰まりは雨漏りのリスクをあげてしまいます。


ゴムパッキンの劣化で強風時に雨漏り


サッシとガラス窓のつなぎ目にあるゴムパッキンは、風雨や日光で経年劣化していきます。ゴムパッキンの劣化によりつつなぎ目に隙間ができると、強風雨で雨水が吹き込んでくることもあります。

ゴムパッキンが劣化するとガラスが外れやすくなるため、早めの交換がおススメです。寿命は約10年以上ですが、結露などでカビが生えると、硬化してもっと短くなることもあります。ゴムパッキンの亀裂、浮き、カチカチの状態は、新しいものに交換のサインだと思ってください。


強風時だけ雨漏りする場合


お家の外壁にはいろんなものが取り付けられています。戸袋や雨戸、シャッターボックス、換気扇といったように家に取り付けられている物は、強風を受けると少なからず変形したり、強風を受けた時だけ微妙に位置がずれたりします。強風を伴う場合、強風を受けた時にだけ換気扇やフードが微妙に動きます。そしてそこに隙間ができます。その隙間から雨水が家の中に入り込みます。



強風に備えて普段から点検やメンテナンスをしましょう


日頃から信頼できる雨漏り専門業者に点検やメンテナンスを依頼しておくことが大切です。また、屋根は普段なかなか見ない場所のため、想像以上に劣化が進んでいるということもあるので、特にきをつけましょう。急な雨漏りは、家が傷むうえに、家具が台無しになったり、必要な電化製品が壊れてしまったりすることもあるので注意が必要です。


窓のレールを掃除しましょう!

窓のレール部分にゴミがたまっていると隙間が生じ、雨水の浸入が起こりやすくなります。レール部分には、土やほこり、花粉、排ガスの粉じんなどの汚れが溜まりやすく、これらによって雨水があふれてしまうのです。大雨や台風が来る前に、掃除機やほうきでレールのほこりを取り除き、濡らしたキッチンペーパーや雑巾で水拭きし、レール部分を綺麗にしておきましょう。



雨漏り修理業者の選び方


信頼できる業者を選ぶポイントについてお伝えします。雨漏り業者を探す際には、ぜひ以下のポイントを参考にしてください。


資格を持っている

雨漏り修理に関連する資格はいくつか存在します。しっかり資格を持っているということは、雨漏り修理の知識や技術を持っており、信頼できる指標のひとつになります。雨漏り診断士、建築板金技能士、登録建築板金基幹技能士、屋根外装調査士などがメジャーな資格になります。



口コミや評価を確認する

雨漏り業者の口コミや評価も確認しておきましょう。その際に、出所が不明な口コミや評価が載せられている業者は注意が必要です。ホームページの口コミや評価は、業者が都合のいいように載せてしまうことも可能です。口コミや評価がどこからの情報なのかしっかり確認しましょう。


ホームページに顔を掲載している

雨漏り業者の顔が見えるホームページなどに社長や従業員の顔写真が載せられている業者は、お客様に信頼してもらうために載せいてる場合が多くあります。逆に、避けたほうがいい業者は顔写真を載せていない場合が多くあります。情報を隠したいような理由があるのかもしれません。ホームページは自分の好きなように作ることができます。あくまでも判断基準のひとつとしましょう。

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お見積もり内容を確認する

お見積もりが相場から大きく外れていない見積もりを取ってみて、相場よりも高すぎたり安すぎたりしないか確認しましょう。初めから高額な見積りを出し、その後に大幅な値引きをする業者にも注意が必要です。金額を操作することで、お得感を出そうとしている可能性があります。また、見積もりが不明瞭な業者にも注意しましょう。何にいくらお金がかかっているのか不明で、サービスに見合わない料金を請求されてしまうおそれもあります。きちんと詳細を確認し、見積りに納得できたら契約に進みます。


雨漏り業者の対応を観察する

相談時の対応がいい相談をした際に、悩みに共感してくれたり親切な対応だったかどうかも業者選びのポイントになります。相談した際の対応がいい加減な業者だと、施工もいいかげんになってしまうのではないかと不安にもなります。マナーもきちんとしており、丁寧に対応してくれる雨漏り業者を選びましょう。


ホームページで確認する

ホームページが存在しないor豪華すぎる業者は避けるあらかじめホームページで業者の情報を得ることができない場合は、避けたほうがいい場合が多くあります。ホームページがない業者が全て信頼できないとは限りませんが、自社のホームページを持っており、事前にサービス内容や料金を確認できる業者に依頼するのが安心です。また、ホームページがきらびやかな業者にも注意が必要です。見栄えはよくても施工事例や従業員の顔写真などがなく、実態がわかりにくい業者は避けましょう。


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吹き込みによる雨漏りについてのまとめ


雨漏りのまとめ

台風のような強風時には、窓やサッシから雨漏りする事例が多く、普段の雨では雨漏りをしていなくても、強風の際には雨漏りをすることもあるため注意が必要です。雨漏り修理・調査のことなら、「(株)匠エージェント」までお問い合わせください。弊社には雨漏り修理・調査のプロ、雨漏り診断士が在籍しております。お客様が安心して修理を任せられるプロになります。「雨漏り修理に関する相談をしたい」という方も大歓迎です。お気軽にお問い合わせください



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