皆さんが知りたい‼️塗装工事の費用の内訳を教えます!

おはようございます。北九州の外装リフォーム専門店(外壁塗装・断熱塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り)『(株)匠エージェント』の店長 梶川です。最近少しですが健康に興味を持ち、食べるものには気をつけています。いつも食べる大好きな甘味を減らしているので、お腹がグーグーとなっている日々です、お恥ずかしいやらなんやら(´-`).。oO。


昨日は午前中バタバタと現場調査を行い、小倉駅で美味しくランチを頂いたのち、お客様と打ち合わせを行いました。各社競合の外壁塗装ですし、各社お見積もり金額もそれぞれでしたが、そもそもここで疑問が生まれました。皆さんは、塗装工事の費用の内訳というのはご存知ですか?外壁塗装の費用はインターネットやチラシを見ても業者によってバラバラです。何が適正なのか判断するためにも、費用の内訳は知っておきたいものです。いまさらだとは思いますが、今日は塗装工事費用の内訳についてお話出来たらと思います。



塗装工事費用の内訳とは


どんなリフォーム工事でも工事費用の内訳があります。工事費用の場合は、主に人件費がウェートをしめます。大きく内訳で言うと、仮設足場費20%・材料費20~30%・人件費30~50%・運営費、諸経費20~30%になります。


❶仮設足場費用


外装塗装を行う際は仮設足場の組み立てが必要となります。安衛則第518条では、「事業者は、作業床の端・開口部を除く高さ2メートル以上で作業を行う際、足場設置などの方法で作業床を設けなければならない。」と法で定められています。事業者のみに適用される法で、事業者のみが単独で作業する場合は設置義務も無く、違法でもありません。コスト削減・工期短縮などの理由から足場設置を怠ってしまうと、思わぬ事故にも繋がりかねません。労働者の安全確保や、事故防止に努め施主様との信頼関係を築くためにも、より作業中の安全性を高めるためには足場設置が必要不可欠です。


仮設足場代は建物の大きさ、高さ、作業のしやすさなどによって異なります。高い建物や複雑な構造の場合、より高度な仮設足場が必要となり、それに伴いコストが増加します。


仮設足場代の相場は500〜900円/㎡(15万円〜25万円)です。足場代には設置と解体の両方が含まれています。自宅の足場代の目安を計算するときには(外周の長さ + 0.5)×(家の高さ + 0.5)で算出できます。



❷人件費用


外壁塗装の工事代(人件費)とは、「塗装」「洗浄」など、塗装職人の工事に対して発生する費用のことです。具体的には「飛散防止ネット」「高圧洗浄」「養生」があります。さらに塗装する箇所により「付帯塗装工事」がついてきます。


外壁塗装費用の中で、最も大きなウェイトを占めますので、大きな現場になればなるほど、現場で作業する職人の人数も増えますし、工事期間も長くなりますから、かなりの金額になります。どんなお客様でも同じ内容の工事をしてもらうなら、経験と知識のある腕が良い職人に塗ってほしいかと思います。しかし、経験と知識のある腕の良い職人は、やはりそれだけ人件費が高くなります。最終的には塗装工事費用に反映されます。



❸材料費用


外壁や屋根の塗装工事では、塗料、養生シート、マスキングテープ、コーキング材など多くの材料が使われており、これらは材料費として工事費用に含まれています。細かく仕分けすると


・養生部材…マスキングテープ、マスカー、ビニールシートなど


・下塗り塗料…3回塗りのうち、1回目である下塗りの工程で使われる塗料のこと。上塗り塗料の外壁への密着性を高めるために塗る、シーラーやフィラーなどの下塗り材。


・上塗り塗料…3回塗りのうち、2回目、3回目で塗られる塗料のこと。塗装の仕上げで使う塗料。


・下地処理用の部材…モルタルパテ、エポキシ樹脂、サビ落とし剤、シーリング材(コーキング材)


などが含まれており、塗装だけでなく塗装前の各工程でも様々な材料が使用されます。


外壁塗装費用全体の内訳を見てみると材料費の割合は20%前後であり、外壁塗装工事費用が100万円ほどだとすると、材料代は意外にも20万円ほどしかかかっていないのです。


例えば、グレードが近いシリコン樹脂塗料とウレタン樹脂塗料のどちらで外壁を塗装するかで悩んだ末、価格が若干安いウレタン塗料を選んだとしても、外壁塗装工事費用が大幅に安くなるわけではないのです。



❹運営費、諸経費


だいたいの御見積書にあるのが「諸経費」。内容がはっきりしないと不安ですよね。外壁塗装工事での諸経費とは、一般的に、現場の工事遂行に必要な「現場管理費(交通費や通信費・現場の人件費・保険料など)」と、会社の運営に必要な「一般管理費(施設管理費・水道光熱費・事務用品費・広告宣伝費など)」に分けられます。そこに産廃費用が含まれることもあります。御見積書では、工事費用総額の5~10%程度を一律でいただく業者もあれば、相応の金額を出している塗装業者もあります。


まとめ


一軒一軒、状況によって工事費用は異なるのであくまで参考です。外壁塗装の費用相場は一概に〇〇円というように確定はできません。どうしても「安くて良い工事」というのは無理な話です。お見積りが高額でも、「材料が高額で高品質」とか「施工方法がしっかりしている」という事で高くなっているのであれば、その価格がその家の適正価格となります。工事費用相場を見極めるための細かなポイントを知り、外壁塗装業者を比較してみる事が必要です。

一度複数の塗装業者さんからお見積もりを取ってみると、また別の角度から外壁塗装や費用を見る事が出来ます。いろいろな業者さんを比較してみましょう。


外壁塗装に関して、単に外壁塗装工事をするとは言え、その詳細、中身には色々な工程、雑費用が含まれます。ただ外壁塗装をするだけであれば、各塗装業者さん大体同じ金額になるはずですが、保証内容、アフターサポート、下地診断にもとずく塗布箇所、各工程、工法、材料仕入先(メーカー直販など)の違いにより金額変動があるのが現状です。


塗装業者の体制、様々な工法、建物に対しての考え方があるため、お見積りを複数取りお客様のご自宅にあった施工内容、メンテナンスプランをしっかり見極め、お家を綺麗で長持させる塗装工事をお選びください。


北九州の外装リフォーム専門店(外壁塗装・断熱塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り)『(株)匠エージェント』では、御見積書欄に項目ごとに内容を細かく記載してあります。一目見てお客様も内訳が分かるようになっています。併せて詳細なご説明を弊社の方から差し上げますのでお客様も安心してご検討いただけると思います。


もしお見積もり内容が不明で分からないという場合には、ご納得いただけるまでご説明を差し上げるように努力させていただいております。例えば「高圧洗浄はどこまで含まれていますか?」であれば、「塗装する外壁面や軒天井面、雨戸面や外構のブロック塀面も含まれており、洗浄面積も記載されております」などのように具体的にお話ご説明を差し上げております。


私たちにとっては日常見慣れた工事項目であってもお客様にとっては初めて聞く言葉ばかりです。そこは丁寧にわかりやすくを心がけております。工事金額の内訳はお客様に説明できて始めてきちんとした塗装会社であると思っております。



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