屋根・外壁塗装の付帯部とは?付帯部の種類と塗装時の注意点 (2)

おはようございます。北九州の外装リフォーム専門店(外壁塗装・断熱塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り)『(株)匠エージェント』の店長 梶川です。


本日は昨日の続き、外壁塗装の際の付帯部についてのお話です。お付き合いください。


付帯部への塗装を行う際の注意点


少し昨日の復習を、していきましょう。


北九州市にて屋根・外壁塗装工事を依頼された際、見積もり書に「付帯部塗装」という項目があるのを目にしたことのあるお客様もきっと多いのではないでしょうか?


付帯部塗装とは、屋根・外壁が本来もつ機能・性能を最大限発揮できるようサポートするために欠かせない軒天や雨樋などの付帯部の劣化を防ぐことを目的に行われる屋根・外壁塗装工事以外になります。


付帯部塗装を行うことで住宅全体の美観性や機能・性能が回復し長く住み続けられる安心・安全な住まいとなりますが、屋根・外壁塗装工事と併せて付帯部塗装を行う際にはいくつか注意点がありますのでここでお話させていただきます。


誤った付帯塗装をしてしまうと、のちにトラブルへと発展する場合があります。事前に付帯塗装に関する注意点を把握してトラブルを回避しましょう。


付帯部の素材に合わない塗料は使わない


外観を構成している屋根・外壁・付帯部はそれぞれ異なる材質の部材が使用されていることが多いので、すべてを同じ塗料で塗装工事を行うことはできません。


とくに付帯部は部品やパーツごとに樹脂・金属・木材など使用されている材質が大きく異なることが多いため、それぞれの付帯部に合わせた塗料選びが重要になります。


なかには塗装に向かない材質や塗料選びに注意が必要な材質もありますので、付帯部塗装を行う際はお見積もりの段階で塗装業者に付帯部の部材をしっかりと確認してもらいましょう。


付帯部塗装の対象範囲を見積もり書などに明記してもらう


付帯部の塗装を行う際は、必ず付帯部塗装の対象範囲を見積もり書または契約書に明記してもらうことが大切です。


とくに見積もり書に「付帯部塗装一式」という記載がある場合は注意が必要です。


付帯部塗装の対象となる範囲は塗装業者によって違うため、塗装工事が始まってみたら付帯部塗装の対象範囲外だと言われて塗装してくれなかった、こちらも塗装してほしいと言ったら追加料金を請求されたなどのトラブルに発展したケースも多々あります。


御見積書やリフォーム工事請負契約書に「付帯部塗装一式」という記載がある場合は、担当者に付帯部塗装に関する内訳(メーカー名・塗料名)を明記した新しい御見積書またはリフォーム工事請負契約書を作成してもらうようにしましょう。


(株)匠エージェントでは屋根・外壁塗装工事の御見積書を提出させていただく際、必ず付帯部も含めた御見積書を提出させていただいておりますが、付帯部の対象範囲については破風板、鼻隠し、庇、雨樋、水切り等を基本としています。


付帯部の対象範囲に含まれていない家屋以外の塗装箇所をご希望の際は、1度担当者までご相談ください。


使用する付帯部の塗料の色は住宅全体のバランスを見て決める


軒天や雨樋などの付帯部は屋根・外壁と共に外観の美観性を向上させる役割も果たしています。


既に屋根と外壁で2色を使用していますので、付帯部に使用できる色は最大2色までに留めておきましょう。あまりたくさんの色を使ってしまうと住宅全体の統一感が無くなり美観性を損なう原因となります。


また、お住いの地域によっては景観法により使用することができない塗料の色がありますので、塗料の色を選ぶ際はご家族と塗装業者としっかり話し合い景観法に違反しないバランスの良い外観を目指しましょう。


(株)匠エージェントには、カラーコーディネーターの資格を持つスタッフが在籍しておりますので、カラーシュミレーターを使った満足のいくご相談が可能です。


屋根・外壁・付帯部に使用する塗料の耐久年数を揃える


屋根・外壁塗装工事と同時に付帯部への塗装工事を行う際は使用する塗料の耐用年数に注意しましょう。


北九州市では現在「シリコン塗料」と「ラジカル塗料」を用いた屋根・外壁塗装工事が主流となっています。シリコン塗料の耐久年数は12年~15年ほど、ラジカル塗料の耐久年数は14年~16年ほどであり、どちらの塗料も10年を目安に点検・メンテナンスを行う必要があります。


しかし、付帯部に使用されている塗料の耐久年数が6年~8年である場合、屋根・外壁のメンテナンス時期を迎える前に付帯部を塗装しなければなりません。屋根・外壁の塗装工事を行う際には、付帯部の塗装時にも屋根・外壁と同じ性能を持つ高耐久塗料を使用することがポイントです。


シャッターの塗装を希望される際は注意する


窓用シャッターも紫外線や風雨などの影響により次第に劣化しますので、定期的な塗装によるメンテナンスが必要となります。


北九州市では外壁塗装と同じタイミングでシャッターの塗装工事をご希望されるご家族も多いですが、シャッターは厚く塗装すると可動域が狭くなる、ボックス内に巻き取られたシャッターが塗料でくっついてしまうなどのトラブルの原因となります。


シャッター表面を塗装する際は薄く塗装してもらうようにしましょう。また、窓用シャッターを収納するシャッターボックスの材質が塩ビ被膜鋼板の場合、表面に特殊な加工が施されているため専用の塗料で塗装工事を行わないと表面がべたついて仕上がりが悪くなってしまいます。


窓用シャッターとシャッターボックスに使用されている材質はパッと見ただけでは判断することが難しいため、必ず専門の業者に確認してから塗装工事を行うようにしてください。


付帯部塗装は屋根・外壁塗装工事と同時に行う


付帯部のなかには仮設足場の設置が必要な高所に設置されているものも少なくありません。


仮設足場の設置にかかる費用は1㎡あたり600円~1000円が相場であり、一般的な2階建て戸建て住宅の外壁を全面施工する場合にかかる足場の設置費用は25万円ほどとなります。


付帯部の塗装工事を行うだけに25万円ほどかけて仮設足場を設置するのはコストもかかってしまいますので、屋根・外壁塗装工事と同時に付帯部塗装を行い、足場の設置回数を減らすことでお得に塗装工事を済ませることが可能となります。


現在北九州市にある塗装業者では、屋根・外壁塗装工事を行う際に付帯部塗装も同時に行うケースが増えていますが、広告などでよく見かける激安パックなどは付帯部塗装にかかる工事費用が含まれていないことがありますので注意が必要です。


屋根・外壁塗装工事を行う際は付帯部も併せて行うことがポイントです。

昨今の資材高騰の影響により、北九州市では屋根・外壁塗装工事による住宅のメンテナンスをご検討されるご家族が増えています。


しかし、屋根・外壁塗装工事は決して安くない買い物になりますので、少しでもお得に塗装工事をしたいとお考えのご家族も少なくありません。


(株)匠エージェントでは、屋根・外壁塗装の御見積書を提出させて頂く際には必ず付帯部塗装を含めた金額でご提案させて頂いております。


付帯部の塗装費用を含めた御見積書を提示させて頂くことで、仮設足場の設置にかかる費用を抑えることができるだけではなく、住宅全体の防水性を向上させて住宅トラブルに強い住み心地の良い安心・安全な住まいをお守りします。


北九州市の塗装工事なら、一級建築塗装技能士のいる外装リフォーム専門店「(株)匠エージェント」まで、お気軽にご相談くださいませ。


外装リフォーム検査士や外壁診断士がいるから安心です。わたくし梶川もいろいろお話に加わりますので一緒に楽しく塗装工事を進めてまいりましょう!

北九州市の外壁塗装、屋根工事なら匠エージェントにお任せください。


株式会社匠エージェントは、北九州市を中心に、外壁塗装・屋根塗装、屋根工事を手がける専門店です。


お客様の住まいを長く美しく守るため、高品質な塗料や熟練の技術でお客様に最適な塗装をご提案いたします。外壁のお悩みがあればお気軽にご相談ください。




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