外壁塗料の種類やグレードは?

皆さんこんにちは!北九州市小倉北区の外装リフォーム専門店「(株)匠エージェント」の中村です。2月に入っても曇りや雨が多いので今ひとつ気持ちが晴れませんね。


今日は外壁塗料の種類や耐用年数についてお話しようと思います。塗料によって「耐用年数」や「効果」が変わってくるので、塗料選びはとても大切だということはお分かりだと思います。しかし、外壁塗装で使用する塗料の種類は数多くあり、どれを使用したら良いのか迷う方が多いと思います。


それでは、塗料の種類やグレード(ランク)とその選び方についてご紹介しています。



塗料の種類やグレードについて


油性・水性塗料について

塗料には、油性塗料と水性塗料があります。異なる点は、混ぜ合わせている溶剤です。油性塗料は、シンナー(揮発性有機溶剤)で、水性塗料は主に水になります。耐久性は、油性の方が高いとされてきましたが、近年では水性も耐久性が高くなってきています。


艶有りと艶なしの違いについて

塗料の艶には、「艶消し、3分艶、5分艶、7分艶、艶有り」の5段階があります。艶があるのと無いのとでは、「耐久性」、「美観」に多少影響がでます。また、外壁材の種類によってもその選択肢は変わってきます。


樹脂別の塗料について


アクリル塗料

期待耐用年数が6年前後になります。費用が一番安いですが耐久性はとても低くく、コストパフォーマンスに優れません。そのため近年では、耐久性の低さからあまり使用されていません。アクリル塗料は1950年頃から使われ始め、30年以上前に広く普及しました。しかし近年は、採用されることが少なくなりつつあります。とはいえ安価で使いやすいので、アクリル塗料を好むオーナーも少なくありません。塗料の中では価格が安く、グレードとしては最も低いものの、使い方によってはアクリル塗料が適している場所もあります。アクリル塗料の特徴とは、どのようなものなのでしょうか?


アクリル塗料とは、アクリル合成樹脂を主な成分とす塗料のことをいいます。1950年頃に登場しましたが、鮮やかな発色が大人気となりました。しかしその後、「ウレタン樹脂塗料」や「アクリルシリコン樹脂塗料」など、より性能に優れた塗料が登場し、現在ではあまり使われなくなりました。外壁で使われることは少ないのですが、美しい発色と豊富なカラーバリエーション、低価格、扱いが楽なことなどからDIYでは人気の塗料となっています。


ウレタン塗料

期待耐用年数が8年~10年になります。ウレタン樹脂は、塗装を行うと太陽の光で反射してピカピカとよく光ります。仕上がり後の、塗装を行った感が凄く出ます。ウレタンは、塗料の密着性が高くて、動きのある「木部や鉄部」に適しています。外壁塗装では、一昔前まではウレタン塗装が主流でしたが、現在は耐久性で「シリコン塗料」に劣るため外壁材の塗料としての使用は少なくなりました。ですが「破風板、雨樋、雨戸」など付帯部分には現在もウレタン塗料が主流で使用されています。また、トタン壁など鉄系の外壁材もはウレタン塗料がおススメです。


シリコン塗料

期待耐用年数が10年~12年になります。費用も高すぎず、安すぎずで、耐久年数も中位のためもっとも選ばれています。シリコン塗料は、安定した塗料の性質を持っていて、汚れやカビにも強く耐久性はウレタンよりも上です。外壁塗装に、シリコン塗料を使うとその効果を発揮しますのでおススメです。ですが、シリコンは動きに弱く「木部や鉄部」の付帯塗装などにはウレタンと比べて密着力は若干劣ります。付帯部は、耐久性の面で考えると、そこまでシリコンもウレタンも変わらないため、コストの安いウレタンが選ばれているのも否めません。ウレタン塗料もシリコン塗料もそれぞれ強みと弱みがありますが、現在ではそれぞれの特徴を生かして場所によってうまく使い分けられることが可能です。外壁材に使用する場合は、少ない費用差で「2年」もシリコンの方がウレタン塗料よりが耐久性があるため、ランニングコストを考えるとシリコンでの塗装がおススメです。


それぞれの特徴とランニングコストを考えて判断して、最適な塗料を選んでいきましょう。


フッ素塗料

期待耐用年数は18年~20年になります。塗膜の耐久性にとても優れています。外壁・屋根塗装で主に使用する塗料のグレードは、「アクリル」、「ウレタン」、「シリコン」、「遮熱・断熱塗料」、「フッ素」などがあります。その中でも、高耐久性を誇る塗料が「フッ素塗料」です。近年では、知名度が少しづつ上がりフッ素塗料を使う住宅も非常に増えてきています。弊社でも非常に採用されている塗料になります。ですが、もちろんフッ素にはメリット・デメリットが存在します。フッ素塗料を使用する場合、後悔しないためにも、その特徴を理解した上での選定が重要です。


機能別の塗料について


遮熱塗料

太陽の熱を反射して部屋の中の温度を下げるという遮熱効果があります。ウレタン・シリコン・フッ素と3種類あります。費用面もそこまで上がらず、人気が出てきている塗料です。


断熱塗料

壁面の熱の伝導を抑えることによって、暑さ対策や寒さ対策になる次世代の特殊塗料です。代表的な塗料として、日進産業のガイナがあります。ガイナは、遮熱効果、防音効果、防露効果などの性能があり、近年ではとても注目が集まっている塗料です。

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ラジカル制御塗料

シリコン塗料とフッ素塗料のちょうど中間位の耐久性を持つ塗料となります。近年では、シリコン塗料とあまり変わらない費用単価でその耐久性から人気が出ています。ラジカル塗料とは、正確には「ラジカル制御型塗料」という言い方の方がわかりやすいです。

ラジカルとは、酸素や紫外線や水などが酸化チタン(顔料)に接触すると発生するものです。発生したラジカルによって、塗膜の劣化(チョーキング現象)などが起こります。そんなラジカルの発生の「軽減・制御」を狙った塗料のことをラジカル制御型塗料と呼んでいます。ラジカルを抑制することによって、高耐久性・高耐侯性の塗膜が出来上がります。


さいごに


塗料の種類やメーカーはたくさんあって、すべてを把握して選ぶことは困難です。そのため、「塗料のグレード」や「性能」だけ把握して、あとは施工する業者に相談してお任せしましょう。プロの施工業者であれば、状況に合った「最適な塗料」の提案を行えますので、その方が間違いないです。北九州の外装リフォーム専門店「(株)匠エージェント」では、お宅の外壁に合ったピッタリの塗料を選ぶことをお約束いたします。プロの外壁診断士が在籍していますので最適な塗料を選ぶことは間違いありません。外壁診断士とは、屋根や外壁等のさまざまな性質や課題に対応できる知識を有するスペシャリストのことです。新築やリフォームの際、外壁や屋根に関するアドバイスを的確に行うことができます。また、既存する住宅の屋根や壁に関する劣化診断や、補修アドバイスも行うことが可能です。


(株)匠エージェントでは、外壁診断士のほかにも外装リフォーム検査士といった資格を持ったスタッフも在籍しております。塗料選びから外壁の診断・施工まで、安心して任せられる弊社に、ぜひ一度、ご相談ください。