断熱塗料ガイナ誕生

断熱塗料ガイナ誕生の経緯



ガイナを開発した日進産業が宇宙航空研究開発機構(JAXA)から供与を受けたのは断熱特許でした。


現在、宇宙ロケットは精密機器である人工衛星を運搬するために用いられています。


 JAXAはH‐Ⅱロケット開発の際、打ち上げ時の熱からロケットの機体及び格納された人工衛星を守るために先端部(フェアリング)に塗布する断熱技術を開発しました。


 この断熱技術は軽量の上、熱制御性にも優れたものです。


マッハ3以上で飛行できる航空機の表面温度は約600℃に達すると言われています。


 何もない宇宙空間の温度は定義できないらしいので、月の日陰部分の温度が-170℃ということを紹介しておきます。


 この寒暖差から機体と人工衛星を守る断熱性を譲り受けたのです。


 宇宙空間では太陽光がダイレクトに当たるため、その温度は凄まじいものになります。


月の赤道付近の温度は110℃だそうです。


 断熱の他、遮熱機能もなければ、ロケットの機体と精密機器である人工衛星を守ることはできません。


宇宙ロケットを守るために開発された断熱・遮熱性能はお住まいにも絶大な効果を発揮します。


 この宇宙規模のテクノロジーから「ガイナ」は生まれました。