おはようございます。北九州の外装リフォーム専門店(外壁塗装・断熱塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り)『(株)匠エージェント』の店長 梶川です。
本日は断熱塗料ガイナの誕生物語です。お付き合いください。
断熱塗料ガイナ誕生の経緯
ガイナを開発した日進産業が宇宙航空研究開発機構(JAXA)から供与を受けたのは断熱特許でした。
現在、宇宙ロケットは精密機器である人工衛星を運搬するために用いられています。
JAXAはH‐Ⅱロケット開発の際、打ち上げ時の熱からロケットの機体及び格納された人工衛星を守るために先端部(フェアリング)に塗布する断熱技術を開発しました。
この断熱技術は軽量の上、熱制御性にも優れたものです。
マッハ3以上で飛行できる航空機の表面温度は約600℃に達すると言われています。
何もない宇宙空間の温度は定義できないらしいので、月の日陰部分の温度が-170℃ということを紹介しておきます。
この寒暖差から機体と人工衛星を守る断熱性を譲り受けたのです。
宇宙空間では太陽光がダイレクトに当たるため、その温度は凄まじいものになります。
月の赤道付近の温度は110℃だそうです。
断熱の他、遮熱機能もなければ、ロケットの機体と精密機器である人工衛星を守ることはできません。
宇宙ロケットを守るために開発された断熱・遮熱性能はお住まいにも絶大な効果を発揮します。
この宇宙規模のテクノロジーから「ガイナ」は生まれました。
そんなガイナを塗るとどうなるのか
断熱塗料のガイナを住宅の外壁に塗ると、どうなるのでしょう。
ガイナは外気の温度を、住宅内部へ伝えることなく断熱効果を発揮します。
夏の暑い日は、その熱を外壁で断熱するため、住宅内部のエアコンの効きがそれまでとは、違ってきます。つまり、設定温度をそんなに下げなくて良い状態となります。
遮熱効果もあるガイナですので、さらに効果が上がります。
また、屋根に塗布した場合、屋根裏の断熱材に蓄えられる輻射熱も少ないというメリットもあります。夜になっても、暑さが続くということを避けられます。
冬は逆に外の寒さを、住宅内部へ伝えることが少ないので、エアコンの温度を上げることが少なくなります。
光熱費にダイレクトに反映する話ですね。
ガイナの耐用年数はどのくらいか
ガイナの耐用年数は15〜20年です。ガイナに含まれる断熱作用のある球体のビーズは、劣化しにくい構造です。
まとめ
ガイナはロケット開発から生まれた塗料を住宅に応用すべく生まれた断熱塗料です。
しっかりと断熱効果を発揮して、光熱費削減に貢献します。
塗装を検討されている方は、是非選択肢に加えてみてください。
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