足場の意外な重要性

こんにちは♪


今、北九州市小倉南区で外装リフォームが進行しています。


30年は経つ一戸建て木造住宅の屋根瓦葺き替え工事、つまり、屋根リフォームになります。


古い瓦を一掃して、新しい瓦に葺き替える工事です。


葺き替えとは、古い瓦のやり替えです。


この瓦工事は高い場所で行うとても危険な仕事といえます。


そこで必ず必要なものがあります。


そうです、足場です・・・


皆様も町のどこかで見かけたことがあるはずです・・・


マンションや一戸建てなどでよく見る光景ですよね。



高所作業には足場が必要です。



瓦葺き替え工事では、仮設足場が必ず必要です。


法的義務が発生します。


高所作業とは、2メートル以上の高さで行う作業を指します。


この高さは労働安全衛生法などによって定められており、2メートル以上の高さで作業を行う際には安全措置を取らなければなりません。


そのため労働安全衛生法の規定に合わせ、現場環境を整え、作業員を指導しなければいけません。


具体的には、規定を満たす強度の命綱や安全帯の着用、作業床を設ける場合に手すりや囲いで転落防止を図るなどの措置が必要です。


簡単な作業の場合、すぐに終わるからと現場環境をと整えないまま作業を進めてしまう方もいるようですが、作業中に事故を発生させないためにも必ず労働安全衛生法の規定を守ります。


また、


「作業員の安全管理は、施工管理の重要な仕事」


という自覚を持つことが大切です。



それ以外にも、仮設足場は重要な役割があります。


会社名を記載した会社シートを張ることです。


会社シートとは・・・


工事現場や解体現場などの足場に設置される大型のシートです。


「現場シート」、「イメージシート」、「足場シート」、「建築シート」、「看板シート」、「工事幕」


と様々な名称で呼ばれています。


施主様にとってもこのシート看板、とてもメリットがあります。


ご近所様へ会社名を告知することによって施工会社の大きな責任が生まれるからです。


あるとないとでは、あった方が良いに決まっていますよね・・・



会社名が入ったシートを仮設足場に上げることによって責任が生まれます。


工事車両がご迷惑をおかけしないか?

施工中に大きな声で話していないか?


責任感を厳しく持つことで、良い施工になるのは不思議なことかもしれません・・・


人間見られていたら否が応でも気が引き締まります・・・


責任施工とはそんなものかと思います。


そしてその他、ご近所様・現場スタッフや第三者への注意喚起にも活用できます。


現場作業には事故のリスクがつきものですが、注意喚起が目に入ることで防げる可能性もあります。


「頭上注意」「重機の下に入るな」「気を抜くな!家族のもとへ帰るまで」「5S運動実施中」


など、仮設足場のイメージシートで安全対策ができます。


一石二鳥だと思いませんか?



現場ではこの養生シートを使用して安全や安心を確保してから工事に取り掛かるため、設置がない場合にはさまざまなトラブルが発生する可能性があります。


ちょっと豆知識!

もし養生シートがなかったら


養生シートの詳しい役割についてもっとも重要なものとして


「騒音軽減」と「防じん」


が挙げられます。


これらは作業員や施主のためというよりも、周辺の住民や住居に対しての配慮という色が濃いものといえます。


工事現場というのは、周囲への迷惑がどうしてもつきものであり、中でも騒音と粉じんの飛散という二点については容易に大きなトラブルに発展しやすいものです。


そういった近隣トラブルをできるだけ防いでくれるのが養生シートなのです。


また、養生シートの丁寧な設置はそれだけで近隣住民に


「きちんとした業者なんだな」


という安心感を与える効果も期待できます。


イメージシートのサイズ


一番多いサイズは


横1,800ミリ(1.8メートル)、縦3,600ミリ(3.6メートル)


です。


足場がおおよそ1,800ミリ間隔で設置されることが多いので、イメージシートも1,800ミリを基準に製作することが多いです。


北九州で匠エージェントのイメージシートをご覧になったら、お声がけください。