おはようございます。北九州の外装リフォーム専門店(外壁塗装・断熱塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り)『(株)匠エージェント』の店長 梶川です。
昨日は久しぶりの晴天でしたね。ドライブにでも出かけたーい、と思いつつ、洗濯物を干して仕事に励んでいた梶川でした。因みに晴れの確率が高い月は11月下旬~2月下旬という統計があります。と言うことは、4月の晴れの日は貴重ですね。
と言うことで、本日は塗装と気象のことについてお話ししてみたいと思います。お付き合いお願いします。
ズバリ、雨の日に塗装は出来るのか
基本的に、外壁・屋根塗装工事は雨の日に行うことができません。 国土交通省公共建設工事標準仕様書や塗料メーカーのカタログには、気温5度以下、湿度85%以上の場合は塗装を避けてくださいという記載されています。 雨の日は湿度が上がるため、外壁・屋根塗装工事には向きません。また、勿論雨が直接当たることも考えられるためです。
霧雨で後々晴れるようなときは、出来るのでは?
こんな日の工事のジャッジは重要です、施工するか、しないか?
結論は、霧雨時、湿度の高いときに外壁・屋根塗装工事は行いません。霧雨であっても、塗装面にあたればムラが出来ます。塗料の乾燥時間が長くなったり、結露ができて施工不良を引き起こすことも考えられます。湿度が高いときは勿論行いませんし、後々晴れるにしても雨が完全に止んでからの判断となります。現場責任者との密な連絡が必要です。
ご契約を頂いて工事に入った後、全日程が晴れているのなら良いのですが、雨が降るタイミングが何回かあるかもしれません。基本的に雨が降ったときに関しては、塗装関係の工事は中断します。
では、雨の日は何も作業しないのか
ただ、全ての外壁塗装業務を中断して、その日一日は何もしない、と言う事ではありません。確かに塗装業務に関しては難しいです。しかし、足場を組み立てたり、養生シートを張り巡らせたりなど、雨が降っていても進めることが可能な工程もあります。
雨天に塗装工事を行うとおこること
・塗料が雨で薄まってしまう
・塗料に雨水が落ち、まだらな汚い仕上がりになってしま
・塗料が乾燥しないうちに重ね塗りするので、後々に塗膜剥離(塗装が剥がれる事)、ひび割れ、クレーター、白化、不具合が起こる可能性が高い
気温5度以下だと、何故塗装できないのか
外気温が5度以下となるような寒い日は、乾燥するまでに硬化不良という不具合がおきて、塗料本来の性能を発揮出来なくなります。さらに艶が飛んでしまったり白化現象が起きる危険性も高くなります。
白化現象とは、一般的には塗装後塗膜の乾燥過程で、水と接した場合に塗装面が白くぼやけた様になる現象です。 特に、冬季の屋外作業では、気温の低下による硬化反応の遅れや夕方から翌朝にかけて起こる放射冷却による塗装面の結露によって発生しやすくなります。
それでは(気温5度以下、湿度85%以上)以外の日は塗装出来るのか
細かい条件を言えば、最適な時期というのはありますが、結論は出来ます。匠エージェントはいつの季節であっても、塗装時の条件を厳しく判断しています。安心してお任せください。
また、夏場(7月~9月)も塗装は可能です。
まとめ
国土交通省公共建設工事標準仕様書や塗料メーカーのカタログには塗料がしっかりと機能するための注意事項で気温5度以下、湿度85%以上の場合は塗装を避ける旨の記載があります。また、「降雨が予想される日の塗装」も避けるべきとあります。
雨というのは小雨から土砂降りまで程度にかなり幅があります。しかしながら、どのくらいの雨であっても、塗装面に当たればムラの原因になりますし、外壁・屋根塗装用の塗料は湿度が上がるときれいに仕上がりませんので、雨の塗装工事は中断となります。
また、外気温が5度以下の日も塗装は中断します。
雨が降っても降ってなくても、湿度が85%以上、気温5度以下という状態が続きそうであれば、塗装は止めるべきと判断します。
色々とお話してきましたが、外壁・屋根塗装においては、きちんと塗装出来る気象条件を守ることが大切だと分かりましたね。それは、実際に作業を行う職人、そして現場監督の判断が大変重要だということです。また、お客様への報告、連絡、相談(いわゆるホウレンソウですね😊)が、安心して頂ける要素と考えています。ホウレンソウはまめにさせて頂きます。
匠エージェントは、お客様の住まいを長く美しく守るため、高品質な塗料と熟練の技術でお客様に最適な塗装をご提案いたします。外壁のお悩みがあればお気軽にご相談ください。
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