屋根材は、素材ごとにそれぞれの特徴が違いますが、最初に取り上げた耐久年数から考える屋根工事以外にも、屋根の素材により劣化しやすい性質があることがわかっています。
これは経験者やプロによる屋根点検でわかることです。
瓦は、寿命が長く、色落ちもありません。
高価ですが耐久性があります。
屋根点検では、瓦のズレや浮きがあれば、瓦を固定している棟の漆喰が崩れています。
軒先にたわみがある場合は、野地板が腐っています。
天井裏の点検口からのぞいて屋根の板が腐っていないか点検してください。
瓦にコケや雑草があると、根が雨水を屋根に取り入れてしまうので要注意です。
化粧スレートは、色あせや錆びが始まったら、まずは7年ごとに屋根の塗り替えを行います。
一部使用される金属製の鉄板が錆びたり、腐食したりしていると、棟の部分取り替え工事を行う必要があるでしょう。
セメント瓦は、表面の塗料が剥がれ落ちます。
色やツヤもなくなり、カサカサした感じがします。
手で触るとボロボロと割れる、ひび割れや欠けを発見したら、すぐに交換しましょう。
金属系の屋根材は、錆びを見つけたら、雨漏りの原因になるので屋根修理が必要です。
ゴミが溜まっていたらすぐに掃除し、雨水が流れるようにしてください。
どちらにしても、屋根工事のタイミングは、不具合が軽微な時の方が、コストは抑えられます。
早めに調査の依頼をしましょう。
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