火災保険で雨漏り修理が行えるケースもあります

皆さんこんにちは、北九州の外装リフォーム専門店 (株)匠エージェントの店長 梶川です。


昨日も雨が降りましたが、こんな時に大切なお家に雨漏りが起きたら嫌ですよね。実際に雨漏りが起きたら家の中の素敵な壁紙や大切な家具に被害を与えてしまいます。


そうなったら最悪どころか気分も落ち込みますね。何かが起きて慌てないためにも日頃から住宅の備えをして、相談先を知っておくことが重要です。

雨漏り診断士と火災保険の関係性


それではここで皆さんにちょっとお伺いします。皆さんは雨漏り診断士と言う言葉を聞いた事はあるでしょうか?


あまりないとは思いますが、実を言うと『ここぞ!』と言う時に雨漏り診断士はとても心強い存在になります。


何故なら雨漏り診断士は火災保険ととても密接な関係にあるからなんです。


そして(株)匠エージェントには、その心強い味方、雨漏り診断士が在籍しています。


雨漏り診断士は『雨漏りを適正に診断する知識を持つことを証明する資格』です。雨漏り診断士が在籍するかどうかで、業者の対応力を測る基準の1つになります。


雨漏り診断士についてはこちら


雨漏り診断士 中村邦夫


弊社の雨漏り診断士は火災保険対応経験も豊かで様々な保険対応ケースを取り扱ってまいりました。台風などで風災被害を受けた家屋などの取り扱いなどなどです。


今までの経験を踏まえると、屋根修理や外壁修理には火災保険の適用で無料になる可能性があるのはたしかです。


実際に火災保険を使って屋根や外壁などの修理ができるのは非常に魅力的ですが、火災保険を使うためには条件や気をつけないといけないものがたしかにあります。


火災保険が適応された事例


弊社の雨漏り診断士が過去に経験した火災保険適応工事の過去例を私と一緒に見ていきましょう。


弊社で雨漏り診断を行い実際に火災保険が適応されたケースをご紹介します。


1.台風で20枚以上の古い瓦が飛んだ(北九州市八幡東区)


2.強風でコロニアル瓦屋根の棟包み板金がめくれた(北九州市若松区)


3.強風で瓦が飛んで雨水が和室天井裏に侵入し、その後、畳や壁を濡らした(北九州市八幡西区)


4.棟瓦が飛んできて、シャッターBOXを凹ました(北九州市小倉北区)


5.強風で2階の雨樋が変形した(北九州市八幡西区)


6.棟包み板金の釘が浮き、外壁の塗料が剥がれた(北九州市戸畑区)


7.台風で隣家の瓦が飛んできて、廃盤の瓦を損壊させた(北九州市小倉北区)


火災保険が利用できたケースを見ると風災が多いですよね。それでは風災とは何でしょう?


風災とは?


「風災」とは、台風・強風・雹(ひょう)・大雪などの自然災害のことを指します。


これらの影響で以下のような屋根の状態になれば「風災」として認められやすいです。「風災」として火災保険会社に認められれば、それに応じた保険金を受け取ることができます。


たとえば雨漏り・棟板金の浮き・クギやビスなどの浮き・屋根材などのズレや割れ・漆喰の崩れ・雨樋の破損などあります。


この中でも、棟板金に関しては強風が吹くと浮きやすくなるので、「風災」として認められやすいです。


火災保険が適応されない事例


損害が発生すると火災保険が適用されるのか、不安な方も多いのではないでしょうか。


適用範囲だと思っていても、保険会社に相談したら適用範囲外であるケースも少なくありません。ここでは火災保険に適用されないケースを5つ解説します。


経年劣化による損害


経年劣化が原因による損害は、火災保険が適用されません。


経年劣化で外壁が傷み、外壁材や屋内に水が染みて漏水した場合、火災保険は適用されません。


また、劣化が原因のフローリングの歪みや傷も、火災保険は適用されないため注意しましょう。


地震による損害


火災保険には自然災害による損害が含まれていますが、地震で起きた損害は対象外です。地震の損害に備えるためには、地震保険に加入している必要があります。


損害を受けたものが保険対象外


損害を受けた物が、加入しているプランに含まれていない場合、火災保険は適用されません。


保険料を安く済ませる代わりに、車庫や物置などの付属する建造物や、家財が含まれていない可能性があります。


含まれるもの、含まれないものは確認しておきましょう。


修理費用が免責金額を下回る場合


免責金額が設定されている場合、修復費用が免責金額を下回る金額では、火災保険の保険金は受け取れません。


免責金額とは、自己負担する金額です。火災保険が適用される損害でも、保険金が受け取れない可能性があるため、免責金額は確認しておきましょう。


よくあるケースでお見積金額が届かない場合はこれにあたります。



火災保険審査が終わるまで業者と契約しない


火災保険適用の「審査が終了するまでは絶対にリフォーム業者と契約しない」でください。


全ての方が火災保険の審査に通るわけではなく、また保険金をいくら受け取れるかは条件によって人それぞれです。しかしながら悪徳業者は、「火災保険を利用すれば、修理費用がすべて無料です」といって、契約を急かしてくることがあります。


万が一、審査が通らなかった場合は修理費用は全額自己負担です。火災保険を使って工事が無料になるかは加入している保険によって変わるので、まずは保険会社から適用審査を受けてください。


リフォーム業者との契約は審査の終了後でも全く問題ないので、まず保険会社からいくら保険金を受け取れるかどうかを確認しましょう。


見積もりを取ったからといって、すぐ契約しなくて大丈夫です。


火災保険適用の審査を受ける際は見積もりが必要ですが、見積もりを取ったからといってすぐにリフォーム業者へ返事をしなくても大丈夫です。


雨漏り専門業者に見てもらうことが大切です!


まずは、雨漏り修理専門の雨漏り対応専門業者を探してください。雨漏りには原因の特定が難しいケースがよくあります。


雨漏りの修理は大工さんや屋根屋さんに頼む方も多くいますが、大工さんや屋根屋さんだけでは手に負えない雨漏りもたくさんあります。


火災保険をつかって修理しても、雨漏りが直らなければ意味がありません。確実に雨漏りを直してもらうためにも、雨漏り専門業者をまずは探しましょう。


施工実績が多い業者ほど経験値を積んでおり、口コミ評価が高ければそれだけ依頼者が満足しているということになります。


値段だけで依頼を決めず、業者のホームページなどで会社情報や実績を確認しておくことが大切です。情報の少ない業者はなるべく避け、実績が豊富な業者に依頼しましょう。


北九州の外装リフォーム専門店・(株)匠エージェントでは、火災保険の相談を雨漏り診断士が無料で受け付けています。


今日は火災保険について少しお話してきましたが、雨漏りについてどんな小さなことでも無料でお受けしておりますので、お気軽にご連絡ください。


北九州市の外装リフォーム専門店「(株)匠エージェント」が、皆様のお役に立てればと思います。


雨漏りは、予期せぬタイミングで突発的に発生するものです。

そのため、修理費用を事前に準備しているという方はほとんどいないでしょう。


ただ、雨漏りの修理費用は決して安くはありません。工事の規模にもよりますが、屋根の葺き替えにまで発展すると簡単に支払える金額ではなくなってしまいます。


そんな時、保険で損害額が補償されれば、家計などへのダメージを受けなくて済みますよね。


まとめ


保険の申請手続きは、必ず自分で行ってください。業者が「火災保険の代理申請をやります!」などと宣伝してくる時は警戒を強めましょう。そもそも火災保険は契約者の本人しか申請ができません。


特に多いのは、業者が「経年劣化による損傷も保険金が支払われる」と言って保険金請求をそそのかす例です。


「保険金で住宅修理」などとチラシで謳ったり「近所で屋根の補修工事をしているので点検サービスに来た」と言って近づき、「保険金が支払われるので自己負担がない」と言って修理・工事をさせようとします。


火災保険で補償の対象となる事故や災害によって損傷した家屋や家財を修理した費用については保険金が支払われますので、「保険金で住宅修理」というのは嘘でありません。


問題は、補償の対象とならない損傷が含まれる場合です。例えば、経年劣化による家屋の損傷は補償の対象となりません。


心配になって保険契約者が「経年劣化は補償対象外では?」と訊ねると、「大丈夫、みんなやってますから」と安心させようとする業者がいます。


しつこく契約を迫られる、、、そんなときは、消費者センターに相談するのも1つです。

北九州市の外壁塗装なら匠エージェントにお任せください。


株式会社匠エージェントは、北九州市を中心に、外壁塗装・屋根塗装を手がける専門店です。


お客様の住まいを長く美しく守るため、高品質な塗料と熟練の技術でお客様に最適な塗装をご提案いたします。外壁のお悩みがあればお気軽にご相談ください。



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