外壁・屋根塗装は自身でやらない方がよい理由 !解説します!

おはようございます。北九州の外装リフォーム専門店(外壁塗装・断熱塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り)『(株)匠エージェント』の店長 梶川です。昨今はDIYは流行っていますよね、私の知人でも危険を冒して外壁や屋根のDIYを行う人が増えています。今日は少し屋根等のDIYのお話をしてみようかと思います。私は家の外壁や屋根のメンテナンスをDIYで行うことはあまりオススメできない派です。その理由について「外壁・屋根塗装は自身でやらない方がよい理由」についてご案内します。


内装を塗り替えたり、お庭にちょっとしたタイルを貼ったり、棚を塗り替える場合は問題が起こりにくいですが、外壁塗装や屋根塗装は様々な危険な外的要因を受けやすく、さらに家の耐久性を維持するための手順が多く大変危険ですので、特に注意が必要です。


塗装工事は高所作業がありますので、本来なら仮設足場を設置しなければなりません。ですが、ご自身での施工だと仮設足場をかけられる方は少ないのではないでしょうか。その場合、はしごや脚立をかけて作業することになるかと思いますが、非常に不安定な状態で塗装作業をすることになりますので、落下や転倒のリスクがあります。しかも、万が一事故をしても自己責任になります。


作業の危険性


最も注意すべきなのは、仮設足場からの落下や屋根から滑り落ちて怪我をする可能性がある点です。雪かきなどで毎年足を滑らせ怪我をする方がニュースで見ても多いですが、屋根・外壁塗装の場合「雪が降らない時期や土地柄だから大丈夫」という事はありません。滑りやすいコケが生えていたり、破損していて足が引っかかる箇所があったり、塗装初心者が行うには危険な箇所が複数あります。


他のお家を塗装している塗装職人さんを見ると、とても簡単に塗装しているように見えるかもしれませんが、塗装職人さんは気を付けなければいけないポイントや、仮設足場の踏み方をしっかりと熟知しています。腕のいい塗装職人さんほど、難なく工事を行っているように見えますが、塗装初心者が同じようにできることは、まずないです。

塗り替えの専門である塗装職人ですら、数百件以上転落等の受傷事故が起こっているため、塗装初心者の場合はより転落等の事故のリスクが高まります。



耐久性の低下


塗装経験のない方が塗装すると塗装技術の不足によって、本来ある塗料の性能を十分に発揮できず、それどころか屋根や外壁の状況を悪化させる可能性があります。例えば、事前の高圧洗浄が不十分で塗布した塗料と屋根・外壁の間にゴミやコケ・塵などが残ると、新規塗膜の剥がれや浮きの原因になり、シーリング施工技術が不足していると、隙間から壁の内側に水が浸入し雨漏りにつながる可能性があります。さらに、塗りムラが起こったり、下塗り・塗布量が不足していたために、本来持ち合わせている塗料の耐久性が発揮できず、長い目で見ると結果的に塗装費用がかかります。


また、市販の塗料は一般の人でも塗りやすいように、1液水性タイプが使用されており、プロが使用する溶剤(弱溶剤含む)塗料と比べると、耐久性が劣る可能性があります。Amazonや楽天等のネット通販では、プロが使用する塗料を購入することができますが、各塗料メーカーによって、塗料性能を発揮するための基準塗布量というものが決まっているため、塗装初心者の方は決まった厚みで塗装する事が難しく、塗布した塗装が長持ちしない可能性があります。


保証の問題


DIYのようなご自身で行う塗装の施工ミスや仕上がりはすべて自己責任です。一応、塗料はメーカー保証がありますが、正しい方法で施工されていなければ適用されません。この保証はみなさんが思っているよりもとてもシビアなものなのです。想定される最悪のケースとしては、ご自身で道具を揃えて施工したものの、施工ミスがあり、結局あとで塗装業者にすべて依頼しなくてはならなくなるケースがあります。結果としてこれは塗り替えコストが二重でかかるため最悪の結末です。




作業時間が長くなる


どんな専門工事でもそうですが、プロの職人が行うのと、初心者が行うのではかかる作業時間が圧倒的に違います。家を一軒塗装するには「高圧洗浄」→「外部養生」→「下地処理(ここにはシーリング、クラック補修等細かい補修作業が含まれます)」→「下塗り」→「中塗り」→「上塗り」と多くの工程があります。


プロに任せれば、天候に恵まれた場合1~2週間程度で終わりますが、これを一人で働きながら塗り替えを行った場合、土日等の休日を利用したり、休みを返上して朝から晩まで塗り替え作業しても1~2ヶ月間はゆうにかかります。最初は楽しいと思う塗り替えかもしれませんが、平日は仕事に行き、疲れがたまっている週末、休日は朝から日が落ちるまで塗装作業を行うのはつらくて困難です。最初は喜んで手伝ってくれていた家族が段々塗り替えを手伝ってくれなくなったりする事もあるかもしれません。肉体的・精神的疲労などを考慮し、塗装の費用対効果を考えると最初から最後まで、プロの職人に任せた方がいいのではないでしょうか。


また、「途中まで塗ったけど、やっぱり塗りきることができない」となっても、なかなかそこから引き受けてくれる塗装業者は見つかりません。なぜなら、初心者が塗ったものを手直ししても、1年後、2年後、と後々に剥離や浮き上がりの問題が起こる可能性が高いからです。仮に、塗装業者がなんとか引き受けてくれたとしても、普通に最初から塗装業者に依頼するより、余計にトータル費用が掛かる場合がほとんどではないでしょうか。更に、後々塗り替えた塗膜の問題が起こる可能性が非常に高いため、塗装に関する保証が受けられないことも考えられます。


近隣とのトラブル


DIYでは、近隣とのトラブルも起こりがちです。塗料の飛散や騒音など、塗装業者であればノウハウを活かした対応ができますが、素人ではなかなか困難です。飛散したお隣様の家屋や車等への賠償請求などの問題にも発展しかねません。



品質の差異


「場所によって色が違っていた」「イメージしていた色と大きく違った」「塗りムラが激しい」「塗料があちこちについて汚くなった」などの仕上がりに関するものがあります。塗料にはそれぞれ乾燥という養生時間が必要ですし、下塗り材や上塗り材の塗料ごとの相性もあります。テープ養生も雑にしてしまうと、見切りのライン取り等の仕上がりが汚くなります。


また、塗料はきれいに塗れてもシーリングをしっかり打てていないと、そこから漏水することもあります。特に注意しなければいけないのが「雨漏り」です。シーリングは防水に関わるところでして、雨水が浸入しないためにあるものです。雨漏りをいったん引き起こせば建物への被害が甚大になる可能性が高くなるので、建物の寿命を縮める事態にもなりかねません。塗装の仕上がりだけの問題が、今度は建物の耐久性にまで影響してきてしまうのです。このようなリスクも踏まえてでも、自分で塗り替えやろうとするでしょうか...。


まとめ


そもそもなぜ塗装工事をしなければいけないのでしょうか?塗り替えの目的や理由です。


建物は常に風雨や太陽光にさらされている状態です。このような環境にあれば、当然ですが、年数の経過とともに建物の経年劣化も進んでいきます。よく誤解されることが多いのですが、塗装は建物の外観を綺麗にするためや見栄え良くするだけと思われている方も多くいらっしゃいます。外観の美観性を向上させることも塗装の目的の一つですが、もちろん塗り替えをすることの目的はそれだけではありません。

塗装をする目的は「劣化からの保護」「美観性の向上」「機能性の付加」の3つがあります。塗装は外観を綺麗にするだけでなく、これからも長く住みつづけていけるように建物の耐久性を向上させ、長期的に維持できるようにする大事に保護する役割もあるのです。たしかにDIYなら塗り替え費用を抑えることができるかもしれません。ですが、本来の塗装をする目的を考えると、果たしてDIYで行なっていいのか疑問に感じます。


弊社としましても、わたくし個人としましてもは、基本的に外壁塗装や屋根塗装をDIYで行うことはおすすめしません。過去に多くのお客様の失敗例を見てきているからです。たしかにご自身で外壁塗装や屋根塗装をDIYで行えば塗装業者に塗り替え工事を頼むよりも費用はかなり安く済みます。今は大変便利な時代になりましたから、どこにいても塗装方法もスマホやタブレットを使い、ネット検索で簡単に調べることができます。

しかし、そういったメリットを差し引いてもDIYで外壁塗装や屋根塗装をするのはリスクがあります。外壁塗装や屋根塗装は高所作業を伴う工事ですから、万が一転落なんてしてしまったら大変です。当然、ケガを負ってしまえば、ケガが治るまで工事は中断ですし、運が悪ければ命さえも落としてしまいます。とても危険な工事だという事です。たとえ運良く作業を再開できたとしても、前回からの色の違いが出てきて見栄えも悪くなります。


餅は餅屋という言葉があります。それでもDIYにこだわられる方は、最終的にはすべて自己責任です。弊社でお伝えすることはそれ以上それ以下もありません。もしプロに相談してみようかと少しでも迷われたら、そうされたほうが賢明ですし安全です。その時は外装リフォーム専門店(外壁塗装・断熱塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り)『(株)匠エージェント』の梶川までお電話ください。



アーカイブ

人気記事