北九州市八幡東区のK様から「実家の平屋が雨漏りしているので見て頂きたい」とのご相談をいただき、弊社の雨漏り診断士が、一級かわらぶき技能士と一緒に、雨漏り調査に行きました。
数社に点検をお願いしているそうですが、「数社とも忙しいなど良い返事が返ってこない状況」と言われていました。
早速屋根に上がり点検しましたが、雨漏りの理由として、セメント瓦の老朽化と谷樋の詰まりから来るものでした。谷樋の詰まりの原因は、老朽化したセメント瓦表面材が流れ落ちて蓄積されていました。
水を染み込んでしまう事で素材が劣化し、脆くなり割れやすくなる飲も洗面と瓦の特徴で、一歩手前の状態でした。
固定する際には釘も使用されています。こちらも漆喰同様建物の動きや気温差によって浮いてきます。浮いてしまうと釘穴が雨水の浸入口となってしまうこともあります。
どちらにしても、瓦の葺き替えしか選択肢はなく、今回はコスト重視と言う事で、遮熱タイプのコロニアルで葺き替えることとなりました。
併せて不思議なことに雨樋が始めからなかったので、雨樋も新設しました。
破風板鼻隠しは今後のメンテナンスや色褪せ・腐りを考えて、ガルバリウム鋼板で重ね張りしました。
とてもモダンな外観に生まれ変わり、雨漏りも解消されました。
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竣工日
2020年10月
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場所
北九州市八幡東区
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施工内容
屋根工事(KMEW:コロニアル遮熱グラッサ)雨樋工事(Panasonic:アイアン丸)破風板・鼻隠し(ガルバリウム鋼板)
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構造
木造(在来工法)
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施工者
匠エージェント
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面積
屋根面積70.4㎡
お客様の声
母が住んでいる時価の雨漏りで悩んでいました。
雨漏り診断士の方であれば問題解決できると考え、母に変わって相談しました。
当初は雨漏りポイント補修でと考えていましたが、想像以上に全体的に瓦が傷んでいました。
相見積もりの中で匠エージェントさんだけ「補修も可能」と言われましたが、ただし「瓦自体が古いから、これから酷くなっていく一方なので保証は出来ません」とも言われました。
家族会議ですごく悩みましたが、補修のお金がムダになっては困ると思い、いろいろ悩んだ結果、担当の梶川さんが女性目線で話しやすかったことと、一級かわらぶき技能士の管理施工と言う事を聞き、思いきって葺き替えました。
瓦の種類は知りませんでしたが、色々教えて頂き、コスパの高いモダンなコロニアルにしました。
中村さんから「サービスで遮熱機能も付けさせて頂く」と言っていただいた事はうれしかったです。
あと雨樋が無かったのに驚きもしましたが、全然そこまで気付きませんでした。
匠エージェントさんにお願いして良かったです。