弊社のホームページをご覧頂き、北九州市小倉南区のS社様から外装工事のご相談を受けました。
当初は屋上防水のみの改修工事の予定でしたので、ドローンを飛ばして屋上点検を行いました。
新築後18年が経過、過去に一度も外装の改修歴がないことから、屋上と併せて外壁等や基礎、目地等の点検を行いました。
ALC外壁板のコケ発生や汚れが顕著で、ALC外壁板の雨漏りの要であるシーリング材が劣化していたので、今後のメンテナンスのことを考えると、仮設足場を組む今回、一緒に外装リフォームを行うご提案をさせて頂きました。
外壁のカビ対策には、防カビ剤であるアステックペイント社のアステックプラスSを外壁塗料に混入。
長期ノーメンテナンスを考えて、外壁塗料にはアステックペイント社の無機フッ素塗料を塗布。こちらの塗料は遮熱効果があります。
目地などのシーリング材(コーキング材)には、30年耐用年数のノンブリードウレタンであるオート化学工業社のオートンイクシードを採用。
外壁タイル面の防水塗料は、トップにフッ素同等のトップ材を塗布。
屋上防水はX-1工法(通気緩衝工法:ウレタン塗膜防水)で、トップには遮熱効果のある田島ルーフィングのOTコートシリコーンクールを塗布。
外壁タイル面撥水工事は5工程で、トップにセブンケミカル(株)の水性セブンSトップFu-Ⅰを塗布。
今回のご提案材料は、10年以上ノーメンテナンス・耐用年数の長い材料を選定しました。
水が対流していた屋上スペースの一部はセメントを使用して、不陸調整を行っています。
外装リフォーム検査協会の1級技能士が施工・監修させて頂きました。
保証期間は塗装・防水共に10年です。
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竣工日
2022年6月12日
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場所
北九州市小倉南区津田
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施工内容
外壁塗装(アステックペイント:リファイン1000MF-IR)タイル面防水(セブンSS)・屋上防水(ウレタン防水通気緩衝工法)・シーリング打ち換え(オートンイクシード)
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構造
鉄骨造
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施工者
中村邦夫
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面積
外壁面積178㎡・屋上面積124.2㎡
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完工時築年数
18年
お客様の声
新築時を思い出して真剣に悩みました。
建築した会社にお願いしようと考えていたのですが、一応は相見積もりを取りました。
重視したのは人間性・知識・経験値で、匠エージェント代表の中村さんなら安心してお任せできると判断しました。
材料も最高級のものを選んだので安心です。
これからリフォームをされる方にお伝えしたいのが、目先のお金だけで考えては駄目ですね。
トータル的な判断が必要だと思います。